好きな定食は、何ですか

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質問者：ねこのそら
質問日時：2020/04/27 13:35
回答数：32件

好きな定食は、何ですか

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No.12

回答者： Bunbuk803
回答日時：2020/04/27 15:24

たぶん前に何かの質問に応えてるんじゃないかな。

プロファイルに記したような者です。

他の人と同じだとつまらないでしょうから、ウチ特製のを。

【揚げサバの南蛮漬け】
三枚におろした脂の乗ったサバを使います。
水気をとって軽く唐揚げの衣をつけます。
衣をからめたところに、ひとつまみ、昆布茶を。
そして揚げます。
一方、スライス玉ねぎ、千切りにんじんでマリネをつくります。
こちらには、ちょっとでいいので鷹の爪をお忘れなく。
そこに一晩漬けこんでできあがり。

【カリ皮レバニラ】
豆板醤、カキ油、少量のお酒、おろしにんにく、のタレにレバーを一晩漬けます。
何のレバーを使うかはお好みで。
それを油で揚げます。
表面のエッジのようなところが硬くなったらそれで終わり。
これで、中身は柔らかいけど表面はカリッとなります。
あとは、そのレバーを、ニラ、もやし、とともに、ごま油、ラー油、おろしにんにく、醤油なんかで炒めます。

【ラード揚げトンカツ】
これは家ではできないので、ラード揚げしてくれる肉屋さんでやってもらう。
黄色く上がって香ばしく、コクが出ます。
それだけですが、違います。

【ミルキーオムレツ】
とき卵にハーフアンドハーフを加えます。
具はお好み。
私が好きなのは、後述するベークトポテトのトッピングとほぼ同じです。
5ミリ角ぐらいに刻んだ、ハム、玉ねぎ、ピーマン、トマトをまず炒めます。
それとは別に卵を焼き、焼き面が安定してきたら炒めた具を。
刻んだハラピーニャ、ベーコンパウダー、ネギなんかはこの時に。
あとは二つに折って好きな硬さにしておしまい。

【アメリカンスペシャル】
この地の日々の食べ物と言ったらハンバーガーかＢＢＱかフライドチキン。
そのうち、カミさんが作ってくれるのはチキンとＢＢＱポーク。
チキンは手羽先か手羽元。
成分を教えてくれないクリーム色の結構さらさらしたソースに２～３日漬け込みます。
それを食べる直前に２度揚げ。
家内や子供はそのまま食べますが、私はバファローウィング用のホットソースをからめます。
もうひとつの食材のバーベキューポークは、バーベキューソースで煮込んだ豚肉をフォークでグズグズに崩します。
これらをフレンチフライとコールスローでいただきます。

【ソフトシェルクラブサンドイッチ】
冷凍のソフトシェルクラブを解凍し、水をよく切って薄い唐揚げの衣をつけます。
衣にはアメリカ南部特有のケイジャンパウダーと軽く白コショウを。
揚げるのは高めの温度で外側だけ硬くなるのが目安。
ハンバーグを作るように、バン（パンじゃないですよ）にバターかマーガリン、マスタードを塗ります。
そこに輪切りのトマト、玉ねぎ、レタス、ピクルスなんかを載せ、ケチャップと言うよりカクテルソースかタルタルソースを載せてバンで挟みます。

【プライムリブ】
これが一番高級。
適当な部位のステーキ用の肉の塊を中華の焼き豚を作る要領で煮込みます。
出来上がったものを、外皮に軽く焼き目がつくぐらいに焼きます。
そこから好きな厚さにスライスして切り出したものを食べます。
ほんと、焼き豚ならぬ、焼き牛です。
ご飯はいくらでも進みます。

【さいごに】
バンに挟んだりという説明をしましたが、白いご飯で食べても良し、ベークしたりフライにしたお芋と一緒に食べてもばっちり会います。
この国ならではの定食です。

番外１　ベークドポテト
アメリカはジャガイモの一大産地で、選ぶ種類を間違ってはいけませんが、正しく選べばとてもおいしいです。
日本でコシヒカリを愛でるようなものです。
ではどう食べるか。
私のおすすめはベークトポテト。
日本風に言えばフォイル焼きです。
でも焼いた後の食べ方がちょっと違う。
焼けたら、アルミフォイルを開き、縦に１線の切り込みを入れます。
そして、フォークを使って『マッシュトポテト』を作るつもりでイモの身をほぐします。
このとき、バターを加えて滑らかにもします。
全体が崩れたらトッピング材料を加えます。
前に言った、5ミリ角ぐらいに刻んだ、ハム、玉ねぎ、ピーマン、トマト。
それと、（お好きな大きさに刻んだ）ハラピーニャ、ベーコンパウダー、ネギなんか。
これをごはんとしておかずを食べる、これがこの地の食事です。

番外２　フライドチキン
ハンバーグは『主食』です。
でも、それと同じぐらい、というか、家庭料理として考えればこちらの方がポピュラーなのがフライドチキンです。
ただ、ケンタッキー・フライド・チキンのようなものではなく、ハーフチキン、フルチキンと言ったものです。
昼時の町のカフェではこれが食べられています。
お店によって衣の味付けやサイドのサラダなどの味付けが違うので、それを楽しむのも一興です。

番外３　エビチリ
別に特別じゃないです。
言いたいのは、アメリカではエビが安いので、こちらに来られたらぜひ楽しんでくださいと言うこと。
こちらの値段を見ると日本の方々が気の毒になります。

番外４　ロブスターステーキ
ロブスターは、食材としてはこちらでも高価なものです。
しかし、楽しみ方はあります。
値が高いのを知っているからみんな買いません。
なので、食品売り場の水槽にはいつまでも居残ってます。
そんな時に言ってみるんです、『これ、いくら？』って。
するとお店の人が正直ならこう言います。
『こいつはずいぶん前からここに居るからやせ細ってる。　だから買わない方が良いよ』と。
そこが狙い目なんです。
『そうか・・・じゃ、いくらなら売ってくれる？』
向こうも捨てるしかないと思ってますから二束三文で手に入ります。
『脂がのって』ではないですが、それなりの味はちゃんとします。
『ロブスター定食』、悪くはありません。