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日本語を勉強中の中国人です。「人生山あり谷あり」という言葉があるように、「山」に対して、プラスのイメージを持っておりました。しかし、下記のニュースにある2箇所【】で表記した「山」とはどういう意味でしょうか。「谷」というマイナスのイメージのような気がいたします。

「苦境の飲食業、5月までが【山】
再開も客戻らず、売上高8割減
○国の飲食業界が、新型コロナウイルスの影響から抜け出せずに苦しんでいる。国内感染は終息に向かい、8割近い店舗が営業を再開した一方で、客足と売上高は前年同期の2割未満に低迷。約7割の企業が今月から来月にかけてを経営の【山】とみており、資金繰りが行き詰まれば5月以降に大量倒産も懸念される。」

また、質問文に不自然な日本語の表現がありましたら、それもご教示いただければ幸いです。よろしくお願いいたします。

A 回答 (10件)

また、人生山あり谷ありは、何が+か何がーなのかは、万人共通ではありません。


見かけは180度違うこもあり得る、とも受け取れます。
海千、山千、という言葉があります、海に千年住み、山に千年も住めば、すべてのことを経験しているであろう・・・(怪物?、魔物?)。
山あり、谷あり・・・・・は平坦ではない、ということです。
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この回答へのお礼

再びありがとうございます。大変勉強になりました。

お礼日時:2020/05/01 07:41

苦境、あなたのイメージではマイナスですね、したがってこの言葉で、マイナスの話ですよ、と断っています。


あとに続くのは、+でもーでもなく絶対値なんです。
深海の探査などでも水深200m、なんて表現されます、-200m、なんて表現されませんね。
水深=海面が0mとしてマイナス方向。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。参考になりました。

お礼日時:2020/05/01 07:38

「人生山あり谷あり」というとき、いい時、悪い時を意識しているとは限りません。

「よかったり、わるかったり」(の例え)です。
「ヤマ」と単独で使われる時は、その時点がいろいろな意味での変化の中心になると言うことを意味します。「この病人は死ぬか生きるか、この2,3日がヤマだね。」
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この回答へのお礼

ありがとうございます。大変参考になりました。

お礼日時:2020/05/01 07:35

山と谷は相対的な比較・対照の意味で用いられており、単純に善/悪に対応するものではありません。



質問の場合の「山」は「山場」、つまりクライマックスの意味で用いられており、この場合も「山」自体に善/悪の意味はありません。それは文脈から判断される意味で、語の意義とは異なります。

言語表現は語の意義を媒介とした話者の認識の表現で、語の意義と、話者の認識との関係である意味を正しく区分し、混同しないように注意しましょう。■
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この回答へのお礼

どうもありがとうございます。とても参考になりました。

お礼日時:2020/05/01 07:34

山とは象徴的な存在なので、


良い事にも悪い事にもその他の喩(たと)えにも色々使います
威張っている人を、お山の大将、
危篤の病人の場合、今晩が山です
大きな出来事の予測が当たる場合、山が当たる
結果がどうでも良い場合、野となれ山となれ
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この回答へのお礼

ありがとうございます。いい勉強になりました。

お礼日時:2020/05/01 07:31

折れ線グラフなら山がプラスで谷がマイナスですね。

しかし「人生」をグラフにするのは、よほど単純な価値観の持ち主だけでしょう。
 と、冗談はさておき。
「山あり谷あり」とは「楽ではない」「大きな努力が要る」という意味の比喩です。ただし「人生山あり谷あり」は成句であって、分解して解釈することは(この回答の冒頭のような言葉遊びをするとき以外には)ありません。だから「山」と「谷」がそれぞれ何を意味するか、と問うのは的外れなのです。(「的外れ」の「的」は何色なのか、「外れ」は右に外れたのか左に外れたのか、と問うのと同様に。)
 一方、【山】は越えるのが大変な道程、ということです。実際の経路について言うときにも、また比喩としても使う。さらに、比喩として使われる【山】は「山場」の省略形である場合が多い。比喩として使われる「山場」は通過するのに大きな努力が必要な時期、ということで、場所ではなく時期を指す比喩に使います。時期を指して「今が山場だ」「これからが山場だ」「昨日までが山場だった」「山場を過ぎた」のように言いますし、また、時期を場所として表す比喩と組み合わせて「ここが山場だ」「ここからが山場だ」「山場を越えた」などの使い方もする。これらの表現に出てくる「山場」を【山】と言い換えても成立します。
 さて、引用なさったニュースに出てくる【山】は、実際の山ではなく「経営の山」であり、しかも場所ではなく時期を指しているのですから、明らかに「山場」、すなわち「通過するのに大きな努力が必要な時期」のことですね。

 ところで、「山がプラスで谷がマイナス」というイメージに近い比喩として、「浮き沈み」という言い方がある。この場合、浮くのがプラスで沈むのがマイナスですが、「浮き沈みが激しい」という表現は、不安定だ、という批判的な意味であり、「短期的にプラスかマイナスかなどはどうでも良い。悪いのは、長期的に不安定であるということだ」という価値判断を暗示しています。だから「浮き沈み」は単に「浮き」と「沈み」を並べた以上の意味を含む成句であり、「浮き」「沈み」には分解できない。同じことを「波がある」という比喩でも表現します。たとえば「彼は調子に波がある」と言えば、「調子が良い時も悪い時もあって不安定だ」という意味です。
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この回答へのお礼

ご丁寧に説明していただき誠にありがとうございます。いろいろとても参考になりました。

お礼日時:2020/05/01 07:29

其々山が違う意味で使われています。


人生~→山は良い事の意味。
~までが山→山はそれを乗り越えることで物事の成否が決まる物を指す
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この回答へのお礼

どうもありがとうございます。大変参考になりました。

お礼日時:2020/05/01 07:21

山を越えれば抜け出せる。

との意味で、確かに谷も良いとは思いますが、谷はもっと深いかも知れないイメージで、山は頂上として分かり易いですね、従って山が適切かと。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。いい勉強になりました。

お礼日時:2020/05/01 07:20

その場合の山は違う意味です。

山には二通りあります。

・人生山あり谷あり
この場合の山はいい事を意味します。谷は悪い事。長い人生でいい時と悪い時の違いを表します。

・しかし、その例文で使われているのはどちらかというと厳しい状態を表しています。 この場合の山 は 山場 という言い方もします。
 山場は 重要な場面、あるいは、大事な局面 とも言うでしょう。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。とても参考になりました。

お礼日時:2020/05/01 07:19

いいことも悪いことも「最高」に達する事象のことを「山」といいますね。


この山を英語のピーク(山頂)と表現する場合もあります。

人生の場合はいいことの最高が山で最低が谷ですね。
交通事故件数やコロナ感染者数などの「悪いこと」の最高も「山」です。
先程書いたように「ピーク」という場合もあります。
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この回答へのお礼

ありがとうございます、大変参考になりました。

お礼日時:2020/05/01 07:18

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