プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

小説やドラマで、青酸カリを使って犯行に及ぶシーンをよく見ます。体内に入ると一分足らずで死に至るとか。なんと恐ろしいことでしょう。でも、理学部出身の人に聞いたら、よく使う薬であり研究室には必ずと言っていいほど置いてあるとか。そういえば写真や塗装関係でも使うと聞いたことがあります。なんだか、素人の自分の中では恐ろしい薬物というイメージと結びつかないのですが・・・。
ちなみにその人の話では、使用は自由でとくにチェックはされていないとのこと。これはさすがに嘘だと思いますがどうでしょう?

A 回答 (7件)

青酸カリは強い還元力を持つ(錆た金属をピカピカにする力がある)ためメッキ等に使われ(さらにはかつては農薬としても使われた)ありふれた物質であるためか、推理小説やドラマにはよく出てきますが、決して優秀な毒物(?)ではありません。

まず、はき出させずに飲ませることが難しい。帝銀事件で犯人が行員達に薬と偽って飲み方の指導をして飲ませたのはそのためです。つぎに、酸に溶かすと有害な気体・シアン化水素が発生し、仕掛けた本人に危険が及ぶ。青酸コーラ事件でコーラのふたを開けて炭酸を抜いてから青酸(シアン化ナトリウムだったかな、こっちは?)を入れた形跡があり、犯人は化学の知識を持つ人物だ、と言われたのはこのためです。しかしまあ、有名な毒物であることは事実。それでいて、和歌山カレー事件の際には亜砒酸と判るまではシアン化合物による中毒とされていたのですから、臨床医でもその中毒症状に触れたことがあまりないということですね。

同様に有名なクロロホルムも、ドラマで見る様な卓効はないそうです。ま、これらの薬物はオヤクソクと言うことですか。
    • good
    • 1

ついでに


たまに新聞上で「シアン化合物」と発表してますけど、
「青酸化合物」と同じ意味です。

事件に使われると「青酸化合物」
事故等で工場から流れ出すと「シアン化合物」
と書き分けている様に思います。
    • good
    • 1

たしかにあまり管理していないところもあるかもしれませんが、大学などでしっかりしているところもあります。


私がいた研究室では、劇毒物などは鍵のかかる専用ロッカーにしまってあり、鍵は教授等が管理していました。
その中の薬品を使いたい場合は、使用目的と使用後の残量をリストに残します。
No.3の方がおっしゃるとおり、何かあれば、薬品を扱える立場の人は真っ先に疑われるでしょうね。
    • good
    • 0

めっき工場に納入されるのは30kg程度の缶入りです。


缶の中には1個直径20mm 厚さ10mm程度のペレットになって入っています。

管理はほとんどしていないと思います。
    • good
    • 1

メッキに使うので、メッキをする工場などではわりとありふれているのではないかと。


http://myrescue.net/tips/hibi/seisankari/sennmon …
また、実験で使う際にも、いちいち毒物や劇物の使用に誰かの許可が要るというわけではありません。使用が自由というのもウソではないでしょう。ただ、そういう立場に要る人は真っ先に疑われる人でもあるので、青酸カリを悪用しようとは思わないでしょうけれどね。
    • good
    • 2

青酸カリは法律上は、使用量、保管状況など厳しく管理されています。


しかし実際使用されている現場は、小さな町工場が多く、厳密に管理されずにルーズなところもあります。
また、大学などの研究室もルーズなところもあります。

実際、大量にごまかすの難しいとしても、少量ならごまかして私物化するのは簡単にできてしまいます。

是非、厳格に管理できる体制になってほしいものです。
    • good
    • 2

毒物指定を受けているので


そうそう簡単に手に入るものでは
ないと思いますが・・・

何せ下記のURLのように
500g紛失すれば
新聞にも載りますからね。

0.15~0.2gが致死量ですから

500gということは
2500人分の致死量ってことに
なりますから・・・
そりゃ大事になりますわな・・・

参考URL:http://www.nishinippon.co.jp/sokuhounews/2004102 …
    • good
    • 1

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!