プロが教えるわが家の防犯対策術!

排他的経済水域って何のために決められたのですか?
自分は乱獲を防ぐためだとおもってたのですが、違いますか?

A 回答 (5件)

外国に対しては、獲るなと言えますが


日本が獲る分には取り放題です。

だから乱獲防止ではないでしょう。

いわば経済的国境とも言うべきもので
緩衝地帯の意味があると思われます。
    • good
    • 0

漁業で、「乱獲を防ぐため」というのは昔からありました。


鮭ますの漁業ではソ連が母川国主義を主張して、ソ連の鮭を捕るなら金を出せと、1970年代まで盛んに日ソ漁業交渉をしていました。

その間、1973年と1979年にオイルショックがあり、産油国が凄く力を持ち先進国の経済を左右することになりました。
漁業資源と海底資源(当時は主に油田です)を巡り領有権の帰属が何処にあるのかで議論になり、1982年に200浬経済水域(排他的経済水域)が国際的に認められ発効することになりました。
漁業の乱獲だけではなく、鉱物資源も含めて、その時に決められています。

それが今、身近な問題として尖閣諸島や南シナ海で中国が領有権を主張しているのは、漁業が主ではなく海洋資源の方ですね。
昔は、尖閣諸島には海洋資源が無いとされていたのと資源を採る技術がなかった為、尖閣諸島は日本の領土だと中共も認めていました。
が、今は鉱物・ガス資源が豊富に存在することが判り、中共は日本の領土(尖閣・沖縄)を取りに来ていますね。

南シナ海の南沙諸島でも中共は海洋資源の確保の目的と、日本のシーレーン妨害の為に領有権を主張していて、これに対して米国など西側が行っているのが「航行の自由作戦」です。
もし、完全な中国の領海となってしまうと、航行する船舶に対する臨検が行われたり拿捕なんてことが、昔のオホーツク海で行われたように起きるかも知れないです。

今でも時々あるのですが、ソ連に日本の漁船が拿捕されたというニュースは1970年代頃まではよくあり、網に引っかかったヒトデや海藻などを密猟したという名目で拿捕されていましたね。
また北極海でも排他的経済水域外の大陸棚に資源があるらしく、ロシアが大陸棚の排他的な経済水域での領有を主張し始めていますから、排他的経済水域の考え方がまた変化する可能性があります。
    • good
    • 1

違いますね。

領海は12海里でその領海の中は領土と同じ考えです。 侵入するには許可が要りますし、たとえそれが旅客機であっても許可を得ていないものなら追い出すことができます。
その外は公海ですが12海里だと全然漁ができません。だからといってそのほかの公海すべて自由ですというケンカが起きます。 そういった問題を解決するために国の沿岸200海里までは、魚や石油などの資源がその沿岸国が取ってもいい。 ただ、公海なので船や飛行機がそこを通過するときには許可はいらないよというルールが作られました。 沿岸国と400海里に満たない場合はその中間だったりで話し合いをして境界が決められています。
乱獲を防ぐ仕組みは、例えば、カニは冬のこの時期しか捕ってはいけません、とか時間を決めてこの時間しか捕ってはいけません、
基本的に漁は自由にできますから、漁師の許可がある人しかこの海では漁ができません。という仕組みがあります。
    • good
    • 0

「自国の資源」として確定させるため. 排他的経済水域を決めたとしても「自国民が乱獲する」ことは阻止できない.

    • good
    • 1

隣国と、そこはうちの資源だ!


と喧嘩が起きないように明確な領域を決めたのです
    • good
    • 0

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!