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いつもお世話になっております。
「しなやかな尻尾が、一瞬だけ時を止めたように硬直した」というフレーズのわからないことは「何が時を止めた」ということです。その文を分けてみると、「しなやかな尻尾が硬直した」、「しなやかな尻尾が一瞬だけ硬直した」という型がわかります。「一瞬だけ時が止まったように硬直した」と書いてあるとすると、もっとわかりやすくなると思いますが、この場合はどうして「時を止めた」ということが使われていますか。教えていただければ幸いです。

A 回答 (5件)

おそらくですが「尻尾が時を止めたように」という解釈でいいと思います。

この場合は「硬直した尻尾自体が時を止めたようだった」と言いたいのではないかと。

「時が止まったように森は静かだった」・・・自然に起こったことのような表現
「時を止めたように森は静かだった」・・・森に意思があるかのような、陰謀めいたことが起こるような表現
…という違いがあり、どちらも違和感はありませんし、どちらかがわかりにくいということもありません。
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この回答へのお礼

ご回答していただいてありがとうございました。

お礼日時:2020/05/15 04:17

まずは「一瞬だけ時を止めたように」を「時を止めたように、一瞬だけ」に直してみてはどうですか。



「しなやかな尻尾が、時を止めたように、一瞬だけ硬直した」

しっぽは硬直はしますが、時を止めるのもしっぽというわけではありません。止める意図は感じますがそれが何者によるかは不明で謎のままです。強いて言えばある運命によるというほかはありません。ある見えざる手の存在を感じさせる表現と言えます。これを「時」が主語となる形に直すと、以上述べた効果が消し飛んでしまいます。
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この回答へのお礼

ご回答していただいてありがとうございました。

お礼日時:2020/05/15 04:16

非現実の条件だから、主語は見極める必要がないのです。

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この回答へのお礼

ご回答していただいてありがとうございました。

お礼日時:2020/05/15 04:17

この文を分析してみると、「しなやかな尻尾が、時を止めた」になっています。



「一瞬だけ時が止まったように硬直した」にすると、「何が時を止めた」ということが分からなくなります。単なる現象の描写になってしまいます。

この点を明確にするために、「しなやかな尻尾が、一瞬だけ時を止めた」というフレーズが記されたもので、そうでないと作者の考えが正しく表現できないからです。■
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この回答へのお礼

ご回答していただいてありがとうございました。

お礼日時:2020/05/15 04:17

「時を止めた」


この場合、あくまで「止めた」の目的語(=時)だけに着目するのが妥当です。
「何が止めたのか?」と、具体的動作主に着目する必要はありません。
たとえば、
「彼の一言で、辺りは水を打ったように静かになった」
という文において、「誰が水を打ったのか?」と考える必要がないのと同様です。
敢えて言うなら「目に見えない力が」あるいは「神が」などと捉えても良いでしょう。

「一瞬だけ時が止まったように」という自動詞でも同じ意味になりますが、また、こちらのほうが科学的描写ではあるのですが、「一瞬だけ時を止めたように」と他動詞として表現することで、「目に見えない力」のような神秘的な主語を暗示する効果が得られる。
つまり、「しなやかな尻尾」が、その目に見えない神秘的な力と何らかの関係性があるような印象を与えることができる。
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この回答へのお礼

ご回答していただいてありがとうございました。

お礼日時:2020/05/15 04:17

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