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塩基性の水溶液ではH+が安定して存在できない理由は何ですか?

A 回答 (3件)

速やかにOH^-と中和反応するから。

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1884年に、アレニウスが出した 酸・塩基の定義 では、


酸 水に溶けてH+を生じる物質  塩基 水に溶けてOH-を生じる物質
となっているのですが、代表的な例でアンモニアが上手く説明できない等の例外が多く存在していました。
アレニウスの定義は中学辺りまでかな…。

1923年に、ブレンステッドとローリーが独立して出した酸・塩基の定義 では、
酸 プロトンH+を与える物質  塩基 プロトンH+を受け取る物質
と新たに定義し直しました。ブレンステッド・ローリーの酸・塩基の定義です。(ローリーが略される事がありますね)

即ち、このブレンステッド・ローリーの定義によると、プロトンの受容体が豊富に存在している塩基性水溶液中では、水素イオン(プロトン)H+ は、安定に存在できないです。
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H+(あるいはH3O+)が安定に存在できないわけではありません。

ただ単に濃度が高くならないと言うだけです。
なぜかと言われても、そもそも、「塩基性の水溶液」といった時点でH+の濃度が非常に低い溶液というのと同じ意味になるからです。
したがって、あなたが言っているのは、「高濃度でH+が存在できない条件で、H+の濃度が低いのはなぜですか」などと言っているのと同じことです。
なので、あなたの質問に答えるならば、「あなたがそういう条件を設定しているからです。」
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