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「私ではない」の「で」ですが「ない」が補助形容詞の場合「で」が格助詞になる場合もありますか?
断定の助動詞だと思うのですが格助詞の「で」もあるので識別をどのようにするのか教えてください。
格助詞も体言につくと思うのですが...混乱しています

質問者からの補足コメント

  • 格助詞の「で」は

    (1)場所を示す
    (2)手段を示す
    (3)材料を示す
    (4)期限を示す
    (5)原因・理由を示す
    とありました。「私ではない」の「私では」が「人を示している」ので格助詞ではないと判断してよ
    いのでしょうか?

      補足日時:2020/07/02 12:45

A 回答 (5件)

(1)場所を示す 私で終わりにしてね。


(2)手段を示す 私では用をなさないというの?
(3)材料を示す 損害を私で埋め合わせてくれないかな?
(4)期限を示す 3日で仕上げろ
(5)原因・理由を示す 私でしくじっちゃったの?

私だ、私である、私でない、この時「私」は場所・手段・材料その他のいずれでもなく、存在を断定するのみです。この時格助詞ではないと判断します。
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この回答へのお礼

教えてくださってありがとうございます。

お礼日時:2020/07/03 07:45

先にも回答の取り、格助詞は客体である場所や材料を示すのではなく、語と語の資格、関係認識を直接に表現する語です。



「私ではない」の「で」は肯定判断を表わす(指定の)助動詞「だ」の連用形で、「は」は特殊性の認識を表わす副助詞です。そして、「ない」は補助形容詞ではなく否定の助動詞です。

否定とは、予想あるいは過去の現実との相違の認識で、否定には否定すべき対象が必要です。「私ではない」の場合、「私」という予想を「で」で肯定判断し、「は」でその特殊性の認識を表し、「ない」で現実との相違を認識し表現したものです。「ない」と言っている話者は現実の立場で予想を否定しています。この現実の立場での肯定を表わせば「私ではないです。」になります。

助詞は関係認識を、助動詞は推量、意志、判断などの主観を直接に表現する語なので、その点を正しく理解しましょう。

補助形容詞(用言)などという機能主義的な誤った品詞分類に囚われると混乱するだけです。

詳しくは、三浦つとむ『日本語はどういう言語か』(講談社学術文庫)他を参照下さい。■
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「私」という人の場合、上記の⑴~⑸までの、場所・手段・材料・期限・原因-理由にはならいでしょう。

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#1です。



>先生は国語の先生ではなかったのですか?

違います。
日本語について考えるのが好きな、ただの一般人です。
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「私ではない」


おっしゃるように、「で」は断定の助動詞です。
「私だ」という判断(断定)を、「(そう)ではない」と否定している形。

専門家ではないので確信はありませんが、

「~ではない」という形の「で」は(すべて)断定の助動詞と考えて良いと思います。
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この回答へのお礼

先生は国語の先生ではなかったのですか?専門家だと思っていました。ありがとうございます。

お礼日時:2020/07/02 13:48

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