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今までの人生の中で、「べし」とうい言葉を使ったがために
大変な誤解をされてしまって、とても哀しい気持ちになったことがあります。

どちらも、

ショートメールのような文字数制限のある場合に、
それが妥当だよ、それがいいと思うよ、という意味で

「そのパソコン買うべし」

などと使うと、

「なんでお前に指示されなきゃいけないんだ」
とかえってきます。

実用的な問題としては、
「べし」の使用は誤解をまねきやすいからやめておく、
とするのが妥当なのはわかりますが、

実際どうなのですかこの日本語。

日本語の文法の問題としてお願いします。

質問者からの補足コメント

  • へこむわー

    わたしがこの質問をさせて頂いた大きな理由の一つは、

    ”パソコンを買うべし

    You should buy a computer.
    なんだから
    強制の意味だよね。”

    とは【けっして】ならないんだ、ということを
    どうしたら上手く説明できるのかわからなくて、
    すごくもどかしい感覚をもっているからです。
    これは日本語の誤解でもあり、英語の誤解でもあります。

    そのように言うと、誤解している人は、
    なにいってるの、義務って辞書に書いてあるでしょ!
    などと言うわけですが・・・
    その辞書の読み方・調べ方・がそもそも誤解といか、
    辞書の使い方ちゃんとわかってないんですね。

      補足日時:2020/07/30 02:32

A 回答 (5件)

推量だろう、意志しよう、当然べきだ、適当のがよい、可能できる、命令せよ、などの意味が本来はありました。

終止形べしは命令と感じる人は多いかも知れません。
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>実際どうなのですかこの日本語。



べし、、で思い浮かぶのは、丹下段平の「打つべし」なんですが、その影響か「~しなければならない」というイメージが強いです。

あと、古いイメージもありますね。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

自分の中では「べし」は「可し」でしかないんです。

むしろ、

「可」がどうして「強制」ってイメージになるのっ!

ってプンスカしたいんです。

お礼日時:2020/07/28 19:53

その使い方ですと、「当然・義務」の意味合いが強いですね。

だから、そういう反発があったのです。
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You should buy itでしょ?


親しい相手でなければあまりよい表現ではないと思います
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この回答へのお礼

ありがとございます。
正にそれこそ誤解ではないかと思っています。
(英語の理解としても、日本語の理解としてもまちがっているという意)

ジーニアスでは
次のように書かれています。

should:
①【義務】
[S should do]
<人は>・・・すべきである。・・・したほうがよい。・・・したらいいでしょう。

日本語訳であてられるのは、あくまで【すべきである】です。
つまり【断定】の助動詞「である」が付加された形。

義務感めいた印象を出しているのは
本来この「である」の方ではないでしょうか。

should=☓すべき =○すべきである

ためしに【義務】として例示されている例文におけるshouldを
「・・・したほうがよい、・・・したらいいでしょう」の意味であると思って
付されている日本語訳にひきずられないように、
自分の頭のなかだけで訳してみてください。
なんら問題なく理解できるはずです。

ジーニアスでは【義務】のshouldとしてつぎのように書かれています。

You should apologize for your rudeness.
               無礼
We ought to go now, shouldn't we ?

"Hadn't we better begin now ?" "Yes, you should"."

Should I wait for her to come back ?

Where should me meet to tomorrow ?

https://drive.google.com/file/d/1NLuOo_hzVWqd_vo …

お礼日時:2020/07/29 21:32

日本語の文法の問題というほどでもありませんが。



毎朝6時には全員起床し服装と寝具を整えたのち廊下に整列すべし…、
コロナウイルス感染予防の目的から丁寧な手洗いを日夜励行すべし…、
このように、全国的には、べし…は義務と命令を表す附語として使われます。
また、わりに日常よく耳にする、べき…、べきこと… なども同類の用語です。
べし…、べき…、べきこと… これらは義務と命令、あるいは押しつけを伝える言い方ですから、
いずれも伝える相手に強圧的な印象を与えます。

ところが一部の地方では、べし…は行動の意志を伝えたり同意を求めたり、時には推薦する際に
使われる、単なるごく穏やかな方言でもあるのです。
そろそろ雨も本降りになったで、この辺で作業も切り上げるべし…、
さすが師走ともなれば朝晩はすばれるから、綿入れでも着るべし…、
こうした方言には、何々すべぇ、何々すべっちぁ などとバリエーションもあります。

こうして、同じ「べし」であっても、受け取る側の地域性や習慣からとかく誤解の元となるわけです。
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この回答へのお礼

Thank you

ありがとうございます。
大変興味深く読ませていただきました。

>毎朝6時には全員起床し服装と寝具を整えたのち廊下に整列すべし…、
>コロナウイルス感染予防の目的から丁寧な手洗いを日夜励行すべし…、
>このように、全国的には、べし…は義務と命令を表す附語として使われます。

このように書く時、Nannettleさんは無意識に【文語体】を使ってます。
本当は【口語体】の「すべきだ」などと使っているはずのものを、
脳内変換で、ごく自然に文語体を選んでしまったんでしょうね。
おもわぬ所からの興味深い発見でした。

現代語はもうすっかり言文一致していると思ってましたが、
「べし」はそれがまだ完全になされていない例かもしれませんね。

【すべぇ】【すべっちぁ】が【べし】のバリエーションって発想なかったです!

なるほど~。これはすごいですね。

【すべぇ】が方言として残るなら、
【すべきである】の側からの意味の侵食にさらされることなく、
可能・妥当・推量・勧誘といった意味にとどまりそうですね。

お礼日時:2020/07/30 02:17

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