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受電点の意味がいまひとつわかりません。
自分で調べたのですが、明確な定義を書いているものを発見できませんでした。

日本語的に類推すると、電力を受電する点ですので、電力を受電する境界を示す点かと思います。
電力会社から電力を受ける最初の点だとすると、責任分界点と同じでしょうか?

いろいろ探していると、受電するエリアのような記載もあり、よくわかりません。
電験を受けるにあたり、しっかりと理解したく、よろしくお願いいたします。


以上、よろしくお願いいたします。

A 回答 (2件)

>明確な定義を書いているものを発見できません…



電気設備技術基準でも内線規程でにも、冒頭で各種用語の定義が定められていますが、確かに「受電点」は載っていませんね。
つまり法的裏付けのある言葉ではないので、いろいろな解釈が成り立つのです。

>電力を受電する境界を示す点かと思います…

電気工事業界での解釈は、直接に境界を示すわけではなく、単に物理的位置を表現しています。

戸建て住宅を例に取るなら、架空引込線だとして軒先にアングルを強固に取り付けて架空線を受け止めるわけですが、このアングルや碍子を含めて受電点と呼んでいます。

建物から離れた位置に需要家持ちの電柱を立てる場合は、電柱の上端が受電点になります。

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責任分界点はもっと細かく、引込線とメーター一次側配線との接続部、さらに細かくいえば接続部のメーター側 (接続のための部材は電力会社持ちということ) です。
碍子は電力会社、アングルは需要家持ち。

ただし、責任分界点よりお客様側でもメーター類、およびリミッターがある電力会社ならリミッターは電力会社のものです。
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受電点というのは、電力会社(送配電会社)の供給約款(今では託送約款)では「供給地点」と記載がある地点です。


約款上は「供給地点」であり、顧客側(受電側)から表現したものが受電地点です。
ちなみに託送約款では発電事業者から電力を受ける地点を「受電地点」としています。

東京電力パワーグリッド(株)では「供給地点は,当社の供給設備と需要者の電気設備との接続点といたします。」と記載されてます。
電力会社の供給設備と需要者の電気設備の接続点ですから、そこが財産分界点となり、当然に責任分界点となります。

架空の場合は、支持物は需要家側で施設し、支持物の補助支持物(碍子など)は電力会社が用意するとの記載があります。
地中の場合は需要家の最初の開閉器への接続点ということです。需要家側の敷地内の管路等は需要家が設置すると。

双方の責任分界点までの設備管理や保安上の責任はそれぞれの所有者が負うことになりますが、短絡や地絡保護に関しては、責任分界点では技術的に単純に区分できないので、需要家の最初の保護装置(遮断機や開閉器)までは電力会社側で保護しています。

>受電するエリアのような記載もあり...
これは電技では「需要場所」と表記されてます。託送約款でも「需要場所」と定義されてます。

東京電力パワーグリッドの供給約款のリンクを載せておきます、122ページ以降になります。
https://www.tepco.co.jp/pg/consignment/notificat …
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この回答へのお礼

ありがとうございました。
理解できました。
責任分界点と、地絡保護の範囲が異なっていたいのですね。
なかなか奥が深いです。

お礼日時:2020/08/08 10:53

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