とっておきの「まかない飯」を教えて下さい!

最近電気の本を読んだので、ご近所の配電線(電柱の上の方の3本の電線)を見て見ました。
50世帯くらいの小さな集落なのですが、近くの幹線道路沿いの電柱から、集落に引き込まれており、集落の中で木の枝の様に枝分かれして配電されていました。
このサイズの集落の配電線は、電線の太さを使い分けているのでしょうか?例えば、枝分かれして5件くらいの家にしか繋がっていない行止りの配電線(6600V)は少し細い電線とかを使っているのでしょうか?
また配電用の変電所から街に出て行く配電線はやはり太めの電線なのでしょうか?
地上から電線を見ても良く分からないので教えて下さい。
経済的には末端の配電線は細い方が良いが、電線の在庫管理が面倒なので同じ太さを使っている???

A 回答 (6件)

配電線に限らず電線の太さを決めるのは許容電流と電圧降下です。


両方とも電流の大小に依存しますので、電流が多いところでは太い電線、少ないところでは細い電線を使います。
技術面以外も電線の太さはコストに影響しますので、必要以上に太い電線は使いません。作業性による施工コストや支持物の強度にも影響します。

質問者様の想像通り、変電所の近くは太い電線、末端に行くほど細い電線を使います。電力会社にもよりますが、3種類ぐらいの太さの電線を使い分けてると思います。

数十年前ですが、電力会社で配電線の設計をしていました。今はどうなっているか知りませんが、高圧線(6600V)ではOC線(架橋ポリエチレン電線)を使い、変電所の近くでは150sqというような太い電線、末端の地域では単芯5mmまたはより線の22sqという電線を使ってました。
変電所の出口や地中化区域の地中配線の場合は高圧ケーブルで許容電流が小さいので400sqとか500sqというような電線になります。
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この回答へのお礼

具体的な例まで有難う御座います!
時間が出来たら配電用の変電所まで、電線を辿って観察して見たいと思います。

別の質問にすべきなのですが、集落への引込みを辿って行くと隣の集落へも配電線で繋がっていました。自転車で辿れる範囲では丸い配電線に集落がぶら下がる様な配線でした。山手線の各駅が集落の様なイメージです。(なので各集落へは2本の引込みがある)これは断線してももう一つのルートから送電して停電しないようにしているのでしょうか?

お礼日時:2023/03/24 19:16

サイトの引用を間違えたので、下記に訂正します。


https://wwwc.hepco.co.jp/hepcowwwsite/network/co …
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
教えて頂いた資料を見させて頂きました。
故障時に別の系統へも送電する時の容量も計算して電線の太さを選定するのですね!(そう理解しました)

時間があったら、変電所まで電線を辿って、出来たら送電線を辿って発電所まで行ってみたいと思っています。GoogleMapで答えを見るのは我慢しておこうと思います!

お礼日時:2023/03/25 23:35

各電力会社の配電部門は、各社が定めた「配電設備の形成・運用マニュアル」に従って、配電しています。


下記サイトは、その一例で配線のサイズ等、詳しく載っています。
おそらく、全国の電力ネットワーク会社が、地方特有の特殊な場合は別として、ほぼ共通の内容で運用しているものと思われます。
https://www.jisc.go.jp/app/jis/general/GnrDataBa …
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送電の電圧は特高圧で、配電は高圧で行っており、電圧が高くなるほど流れる電流は少なくなるので、電線サイズもそれだけ細くて済むことになります。

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>電線の在庫管理が面倒なので同じ太さ…



各配電線の基本は、機械的耐力です。
・最大 50m 程度引っ張っても切れないこと。
・強風や降雪に耐えること。
が条件になるので、電気的、経済的最少太さよりははるかに太いものを使っています。
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送電の基本は損失を抑えることです。


ですので需給電力で送電線の太さを変えることはありません。
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