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電力増幅器の「入力バックオフ」について教えてください。
入力バックオフは、出力飽和時の単一周波入力電力と複数周波入力電力の総和の比、と定義されていると理解しています。
複数周波入力の出力飽和時の入力電力の総和は、入力の数(周波数の種類)に無関係に同じ値になるのでしょうか?(どの書物を見ても入力の数は指定していません)
例として、入力バックオフを3dBで動作するように設計した場合、入力周波数が2波でも10波でも、歪みの発生状況は同じなのでしょうか?
逆に、入力周波数2波で入力バックオフ3dBの歪み発生状態と同じ品質を得るためには、10波入力では入力バックオフは3dB以上にしなければならないのでしょうか?

A 回答 (1件)

バックオフという考え方は初耳ですが、ピークレベルで考えれば良いのではないですか?



1波ならピーク値で10V、電力で10W出力できるアンプがあったとします。
(以下、電圧はピーク値です)

2波なら波形の頭と頭が重なったことを考えると1波あたり5Vが限界です。
この状態で1波だけにすると、電力は2.5Wになります。2波合計で5Wです。
総電力は1波だけの場合(10W)の半分ですから、3dB落ちとなります。
これがご質問の「バックオフ3dB」の状態なのでしょう。

ならば、3波なら、1波あたり10Vの1/3で3.33Vが限界となります。
電力的には1波あたり1/9の1.11Wになり、3波合計では3.33W。
これは1波だけの場合(10W)の1/3ですから4.8dB落ち。

同様に、4波なら6dB落ち、10波なら10dB落ち、とせねばならないでしょう。

古典的な(?)考え方では電力を中心にしていたので2波なら電力で5Wずつ(電圧では7.07Vずつ)でした。でもこれではピークが重なったことを考えると歪みますね。絶対に歪まないことを考えれば半分の5Vずつが限界になります。電力では各1/4が限界ですね。
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この回答へのお礼

折角回答を頂いたのですが、質問の主旨と少し異なります。

お礼日時:2020/08/19 23:25

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