性格悪い人が優勝

以前同じような質問があったらごめんなさい。
ACと境界型人格障害の違いを教えてください。
またその原因に、本人のもって生まれた性格の影響に言及したものを見かけませんが、たとえば「虐待はないが怒られて育った」などの中に、本人がわがままで怒られやすかったなどの性格の影響は考えられないのですか?
赤ん坊でも色々個体差はあると思うのですが?
AC等の方の批判をするつもりではありません。素朴な疑問です。

A 回答 (3件)

私自身は、虐待はあったけど、ACではないと思っています。

ただ、ACの捉え方次第という気もします。
もちろん個人はもともと遺伝によるもの、環境によるもの、自分自身の努力などで出来上がってくるものですが、ACといわれる人たちの中には、あまりにも子ども時代から「がんばれ、がんばれ」と言われすぎて疲れてしまっている人が多いのではないかと思います。

虐待(身体的な)を受けていたとしても、その反面で自分はしっかりしなきゃいけないという責任感が強い人が多いですから。そのために、生きていくのが大変になってしまう。そこで、ACという名称を与えてあげて、お荷物は下ろしていいんだよ。ゆっくりしていいんだよ、というメッセージを与える必要があるのだと思います。

だから、治療方法はないけど、回復への道はあるといいます。回復のためには、あなたは悪くない、環境が悪かったという認識が必要で、「あなたの性格が悪いから」というメッセージが排除されていくのでしょう。だから、性格については、語られなかったりするんじゃないかと思います。
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この回答へのお礼

ありがとうございました!
なるほど、理由があって語られていないんですね。
良くわかりました。
まじめで責任感が強い方が疲れてしまう・・・うつ病と同じような図式があるんですね、すばらしい方々なのに。

お礼日時:2005/01/28 20:30

>ACと境界型人格障害の違いを教えてください。


境界型人格障害は病名ですが、ACは病名ではありません。子ども時代に不幸な環境で愛をもらわずに育ったという自覚の問題です。だから、他人から(たとえ医師であっても)あなたはACだ、といわれることはない。自分が自分をACと認めて、行き易くするための名称です。

>またその原因に、本人のもって生まれた性格の影響に言及したものを見かけませんが、たとえば「虐待はないが怒られて育った」などの中に、本人がわがままで怒られやすかったなどの性格の影響は考えられないのですか?

境界型人格障害の原因には、いろいろな要因、先天的、後天的、環境などがかんがえられるかもしれませんが、ACは、子ども時代の育ちかたによる現在の大人になった自分を語ることばですから、性格など先天的、遺伝的なことは考えられません。

また、多くは、性格と決められていることも、「病気のある家族」「機能不全の家族」によって代々育てられてきたという世代の連鎖のなかで生じることが多いですから、実験的に双子を分けて育てるなどの操作をしなければ実証しにくいでしょう。

また、いっぱんに性格といわれていることも、先天的、遺伝的なこととは限りません。わがままな性格というのもある状況で生き延びるための手段としての「わがまま」があるわけで、それを性格と言い切れるかどうかは疑問だと思います。

この回答への補足

ありがとうございます!
病気であるボーダーと病気でないACとほとんど区別がつかない症状等なのが疑問でした。
結局、医師による診断が下るかどうかの違いなのでしょうか?またうつ病には病前性格というものがまことしやかに語られているのにACに関して性格がまったく語られないのはなぜかという疑問を持ちました。
性格と環境は密接に絡み合いながら個人を作るのではないのでしょうか?

補足日時:2005/01/28 09:28
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私はACでボーダーです。

ボーダーになる人は小さい頃、虐待、アルコール中毒の親に育てられたとか、あとは、1歳過ぎて自分で一人歩き出来るようになったとき、子供がちゃんとお母さん後ろで見てくれてるかなぁ?って後ろを振り返った時、誰もいなくて不安感を覚えることによって、なってしまうとか・・・色々あるみたいですね。

ACもボーダーもある意味共通してることは、患者さんの心の中にインナーチャイルドがあるということだと思います。

インナーチャイルドとは、なにかショックを受けた時代に無理に我慢した。とかその時言いたい事を我慢して言わなかった。言えなかった。等・・・
その頃に受けたショックに立ち向かえずに、その頃のままの自分が残ってる状態だと 思います。

どっちにしてもそのインナーチャイルドの部分を克服していくことが軽くなることだと私は思っています。

>性格の影響は考えられないのですか?

この事につきましても、育てられた環境によって言えなかった。言える状況じゃなかったと言う場合もありますよね?
まったく元々もっていた性格の影響はないとは言えませんが、そういう状況に落ちいってしまったって事はあると思います。

私の場合は性格もあったんだろうと思いますが。
両親が言いたかった事と私が両親から受けた言葉の解釈は全く違っていました。
ひがみっぽくなって、まっすぐに言葉を受け取れなくなっていたのです。

しかしそれも育てられた環境でそうなったのかもしれません。
持ってうまれたものだとは思いません。

遺伝やらで思考の癖とはつくのでしょうか?
私は育てられた環境、友達との関係。そういうもので、変わっていくのだと思っております。

この回答への補足

ありがとうございます!
虐待・アルコール中毒など明らかな場合は理解できるのですが、1歳くらいに母親が不在であることは往々にしてありえることで、ものすごい理想的な人格の親がいて、ものすごい理想的な家庭状況でないとみんなACになってしまうんじゃないでしょうか?
たとえば元々顔の造作が違うように元々繊細な人や鈍感な人がいてもおかしくないと思うんです。
同じ環境下にあっても感じ方は違うってこともあるんじゃないでしょうか?
だから「すべてが性格のせい」「すべてが環境のせい」両方とも偏りすぎているんじゃないかと感じた次第です。微妙に両方が作用しながら人格を作るんじゃないかと。
ただ、環境はできるだけ整えられるよう周りによって努力されるべきものだし、元の性格も環境も本人には抗えないものなので本人に責任はないと思います。
ただひとつ克服して行こうと努力することが誰の為でもない自分への責任なのだと思います。重ねて申しますが、悩んでおられる方を揶揄するつもりは毛頭ありません。もしお気に触ったら申し訳ありません。

補足日時:2005/01/28 09:33
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