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共済年金についてなのですが…

私は郵便局の組合の方で共済年金に入ってるのですが、JAに勤めている友人に「JAの共済年金に入ってくれ」と頼まれました。

共済年金に重複して2つ入ることは可能でしょうか?

無知で申し訳ありません。

A 回答 (2件)

共済組合というのは、民間企業などでいう健康保険と厚生年金保険に関することを行なうために、特別に設けられている団体です。


国家公務員共済、地方公務員共済、私学共済の3団体があります。
そして、これらの共済組合から給付される公的年金のことを、共済年金といいます。
ただし、年金一元化というたいへん大規模な法改正によって、現在、共済年金は厚生年金として取り扱われていて、民間企業などに準じます(厚生年金保険に移行)。
なお、共済組合の厚生年金保険に関する事務手続きは、民間企業などと違って、年金事務所ではなく、それぞれの共済組合が取り扱います(手続き書類なども、年金事務所ではなく各共済組合に出します。)。

日本郵政の職員は、みなし公務員といって、国家公務員に準じます。
したがって、国家公務員共済の傘下の日本郵政共済組合に入る義務があります。

一方、JAは農業協同組合ですから、共済組合ではありません。
JAの共済年金というのは、共済年金といった名前こそ使っていますが、一種の民間保険のようなもの(民間の生命保険会社が取り扱っている生命保険のようなもの)だと考えてください。
これをJA共済といって、農業協同組合(JA)に加入していない一般の人でも入れます(つまり、誰でも入れます。)。
ただし、一般の人がJA共済に入るには、協同組合のしくみ上、一定の出資金が必要です(生協[コープ]や医療生協などの生活協同組合と同じ考え方です。)。

したがって、JA共済への加入は、何ら差し障りありません。
内容について十分な説明を受けた上で、入る・入らないを決めるようにして下さい。

ちなみに、上述した法改正前は、農業協同組合や漁業協同組合・森林組合などの方を対象に、共済年金に準じた公的年金制度がありました。
これを農林年金といいます。
現在、農林年金は廃止されています。
それぞれ、健康保険(健康保険とは、協会けんぽや組合健保のことをいいます。国保[国民健康保険]は含みません。)と厚生年金保険に移行しています。
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郵便局の組合の年金ということは、日本郵政共済組合ですね。

これは民間企業の健康保険と年金に相当するものです。これは郵便局の職員でなければ入ることはできませんし、郵便局の職員ならば入ることを義務付けられています。

JA共済というのは、農協職員のみを対象としたものではなく、農協組合員や準組合員を対象に広く公募しているものです。共済組合とは名前が似ていますが全く違うもので民間の金融機関が行っている年金積立とほぼ同様のものです。

ですので日本郵政共済組合にはいっている人がJA共済に加入することは何の問題もありません。ただし最初にいくらかの出資が必要だったと思います。

かっては農協職員などを対象とした共済組合があったのですが、今は厚生年金や健康保険に統合されています。
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