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カルボキシペプチターゼAの触媒反応機構について学んでいます。
アルギニンとグルタミン酸の側鎖によるペプチド結合の加水分解の反応機構を書かせる問題があるのですが、それぞれどのように分解しますか?
よろしくお願いします。

酵素工学
生化学
生物

「カルボキシペプチターゼAの触媒反応機構に」の質問画像

A 回答 (1件)

質問自体に意味不明の部分があります。

まずカルボキシペプチターゼAの位置づけから説明しましょう。

タンパク質分解酵素の中で、ペプチドの末端に作用し、加水分解する酵素がエキソペプチダーゼ(exopeptidase)です。
この、エキソペプチダーゼにはN末端からペプチド結合を切断するアミノペプチダーゼとC末端からペプチド結合を切断するカルボキシペプチダーゼが存在します。
カルボキシペプチダーゼの中で、C末端からペプチド結合を切断して中性、酸性アミノ酸を遊離させるものをカルボキシペプチダーゼA、塩基性アミノ酸を遊離させるものをカルボキシペプチダーゼBと称します。

ご質問の図の上の化学式は、アルギニンですよね、butylguanidineの構造式は、アルギニンの側鎖ですから。Arg + H2O → は、アルギニンが加水分解するとどうなるか、の質問です。この反応には、カルボキシペプチダーゼAは関与しません。

ご試問の図の下の化学式は、Glu + H2O → は、グルタミン酸が加水分解するとどうなるか、の質問です。グルタミン酸は加水分解できません。
但し、グルタミン酸がペプチドのC末端に存在する場合は、カルボキシペプチダーゼAで加水分解され、ペプチドからグルタミン酸が遊離します。
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