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https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A1%A9%E5%8C%96 …

ウィキペディアには下記とあります。

多量の水を加えると激しく加水分解して発熱し塩化水素の白煙と酸化スズ(IV) の煙霧を生じるため非常に危険である。5水和物は融点 60 ℃付近、沸点 114 度の白色~類白色の結晶性塊で、水に発熱、発煙しながら溶ける。水溶液は徐々に加水分解を起こし白沈を生じる。

■塩化すず(Ⅳ)五水和物の水溶液を作るには、どうやれば良いのでしょうか?
中学校、高校の理科の実験で作れるくらい、安全な方法があればいいのですが。

※水以外の溶剤(アルコールなど)は使わない方法が希望です。

水に、塩化すず(Ⅳ)五水和物を少量入れては、溶解。少量入れては、溶解。
というように溶かしていくのでしょうか? スターラーで攪拌しながらなど。

水に、塩化すず(Ⅳ)五水和物を少しずつ溶解させれば、
激しく加水分解して発熱し塩化水素の白煙と酸化スズ(IV) の煙霧は、
生じないということでしょうか? 生じてしまう水温はあるのでしょうか?

急激な発熱によって、塩化水素の白煙と酸化スズ(IV) の煙霧が発生するということでしょうか?

A 回答 (1件)

結晶水を持たないSnCl4は水と激しく反応しますので、水溶液を作るときに使うのには不適当です。


五水和物は、すでにある程度の水と反応しているようなものですので、無水物に比べれば反応は穏やかです。しかし、wikiによればある程度の発熱はあるようですので、大量に、あるいは濃い溶液を作るときには様子を見ながら、必要に応じて冷却しながら調製すべきでしょうね。

それと、気になるのが、「塩化すず(Ⅳ)五水和物の水溶液」との記述です。五水和物を使ったとしても、生じたものは、塩化すず(Ⅳ)の水溶液であり、塩化すず(Ⅳ)五水和物の水溶液ではありません。念のため。

それと、SnCl4の、ある程度の加水分解は避けられないでしょう。その結果としてHClが発生しますが、それは水によく溶けるので少しづつ加えることによって、気体としてのHClの発生は抑制できるでしょう。その一方で、濃度が高くなったり、温度が高くなった場合には、HClの発生速度が速くなる可能性があるのでHClガスが発生する可能性、あるいは発生量は多くなるでしょう。

いずれにせよ、溶液を作るときには、濃度や量によりけりとも言えます。濃度が高いほど、また、量が多いほどリスクは高まります。
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