プロが教えるわが家の防犯対策術!

小学校で理科専科をしている者です。
 大地のつくりの学習で,「水の働きでできた地層には,化石が見られる」と教えるのですが,火山の働きでできた地層に化石が見られることはないのでしょうか?
 溶岩が流れて固まった地層の場合は,溶岩の熱で溶けてしまい化石もできないとは思うのですが,火山灰の体積による地層の場合は,木の葉などの化石ができてもおかしくないと思うのですが・・・。  自分なりにインターネットで調べてみても解決できなかったので,詳しい方に教えてもらえると大変ありがたいです。
 よろしくお願い致します。

質問者からの補足コメント

  • ×体積 →○堆積 でした。子供に指導するような誤変換(誤字)失礼しました。

      補足日時:2020/11/04 15:04

A 回答 (6件)

魚一匹 高熱で焼いたら 何が残るでしょうか


溶岩は何千度 灰も燃えちゃいますよ
鉄でも溶けてしまう温度の中で生存できる物が有ると考えられるんですかね
富士の山頂に植物は生えてませんよ
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この回答へのお礼

「灰も燃えちゃう」・・・その通りだと思います。
「生存できる」・・・微塵も考えていません。上述の通り火山灰の堆積による地層では化石はできるのではないかという質問でした。
「富士の山頂に植物は生えない」・・・富士山は休火山であり,溶岩等の熱ではなく,単純に高山のため山頂付近は通年で植物の生育に適さない気温であるのが原因かと考えます。

ですがいずれにせよ,すぐに回答してくださってありがとうございました。

お礼日時:2020/11/04 16:18

化石の対象となる動植物は、溶岩の熱では燃えてしまいます。


溶岩で溶ける、と言う事ではありません。

> 火山灰の体積による地層の場合は,
ポンペイは、火山の噴火によって埋もれた古代都市です。
火山灰でも長年つもり続ければ、その圧力によって、
埋もれた動植物の化石ができる可能性は大いにあります。
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この回答へのお礼

「溶けるでなく燃える」・・・確かにそうですね(^^;
「圧力によって動植物の化石ができる可能性がある」・・・ですよね。教科書では(テストでも)一概に「木の葉等の化石が見られるから水の働きでできた地層である」とされていて違和感を感じていたところでした。
 ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2020/11/04 16:25

http://www.kazan.or.jp/J/QA/br/qab-54.html

https://www.youmaga.com/odekake/northwest-nature …
ニューベリー火山国定公園内
▲ニューベリー火山国定公園内のLava Cast Forest。珪化木の成因である火山灰でなく、溶岩流によるものだが、やはり火山が作った化石の森であるPhoto by Gary Burzell

オレゴンでは

オレゴン州には化石の森国立公園のような珪化木ではなく、火山から流れ出す溶岩流で包まれ、炭化した木が溶岩成分に置き換わってできた森林がある。時代は、はるかに現代に近づき約6千年前、火山から流れ出た溶岩流が中腹の森林を押し固めてできた、その名もラバキャスト・フォレスト(Lava Cast Forest)だ。
 
灼熱の溶岩に触れると木なんてあっという間に燃え尽きてしまうと考えがちだが、山火事の跡を思い出してみよう。木の幹は黒く焦げて立ち残っている。一定以上の厚みがある木は、表面が焦げて炭化するとそれが断熱材となって中まで熱を通さないという難燃、耐炎性がある。溶岩流に耐え残った太い幹の木々はほとんどが朽ちたが、一部は石化して現在も残っている。
 
もう1カ所、セントラルオレゴンにある「ジョンデイ化石国定公園」(John Day Fossil bed National Monument)も太古の地球からの遺産を見ることができる国定公園だ。ここはペインテッドヒルズ、シープロック、クラーノの3セクションに分布しており、500以上の化石がシープロックにある考古学センターに展示されている。クラーノでは化石帯を巡るトレイルがあるが、採取は禁止されている。
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この回答へのお礼

木の葉は溶岩であっという間に燃え尽きてしまうと思いますが・・・大きな木なら炭化→石化がありうるというのは,なるほどと思いました。情報ありがとうございました。

お礼日時:2020/11/06 23:16

たぶん調べられたと思うのですが、化石の定義は地質時代の生物の遺体や生活の痕跡ということになります。

これからすると、氷漬けのマンモスだって立派な化石になります。地層の中に入っているのではなく、水の働き(ただ凍っただけ)でもありません。
 学習文では「見られる」ですから、少なくともこういうところにあるよというぐらいの意味合いしかないのでしょう。だからそれ以外のところにあっても例外として認めればいいだけです。どこまで認めるかは微妙なところがありますし、国によってわずかな違いはあります。
 火山灰層に化石があるかということですが、神戸市の北部に白川の植物化石産地というのがありました。今は住宅地が広がってその面影は見られませんが、凝灰岩(火山灰)中から大量の葉の化石がでたので有名です。近年調べられたところでは、火山噴火後周辺に降り積もった火山灰が水流に押し流されてきた部分にたくさん見られるということです。このあたりは火山と水が関係していますね。
 溶岩にはないということですが、No.3さんの書かれているようなものも化石といっていいでしょう。溶岩が樹木で冷やされてかたまった後、中の樹木が燃えて空洞が残されたものです。溶岩が流れ続けていると押し流されて壊れてしまいますから火山からの微妙な位置関係のところにできるのでしょう。日本では化石というより溶岩樹型という名前の方が通っていますから、あまり化石扱いはされていません。
 生物が押しつけてできた型も立派な化石として扱われています(恐竜の足跡など)。そうだとすると溶岩樹型も立派な化石といえます。富士山青木ヶ原のものが有名です。中に入って通りぬけられるくらい大きなものもありますよ。
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この回答へのお礼

お恥ずかしい話,「化石の定義」自体は調べていませんでした。勉強になりましたm(__)m
 白川の植物化石産地の情報もありがとうございました。水と火山の合わせ技のようですが,火山灰層にも化石があることを子供に説明しやすくてよかったです。
 No.3さんに教えていただいた炭化木の化石以外にも木の跡の空洞⇒化石というのも,足跡の化石と関連付けて教えられそうです。
 ありがとうございました。

お礼日時:2020/11/06 23:25

火山灰にうもれた動植物は化石にならずに腐食として土になります。

圧力がかかりません。
化石はあくまでも水中で堆積した場合にしかできません。
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この回答へのお礼

水中で堆積した場合にできる「圧力」とは「水圧」と考えてよろしいのでしょうか。
 また,高圧下の水中(水中の土の中)では,腐食させるための微生物等が生存せず化石ができる。一方,一度または継続的に降る火山灰の層には微生物も存在し,その層が化石生成に必要な圧力がかかるほどの重さになる前に,腐ってしまう。このような認識でよかったでしょうか。
 他の回答者の方が答えてくださった溶岩の中の木の痕跡を除くと,自分が考えて「火山灰の圧でも化石ができるのでは?」ということが,おおいに間違っていたのですね・・・。当たり前のキーワード「腐食」と「圧力」ですが,思いが至らずお恥ずかしい限りでした。
 とても納得がいきました。ありがとうございました。

お礼日時:2020/11/12 00:23

前回の回答に誤りがあったので訂正させてください。


 溶岩樹型が化石かどうかということですが、時代的な理由からほとんどの溶岩樹型は化石と認められません。青木ヶ原の溶岩流は9世紀の噴出でできたもので、あきらかに歴史時代(有史時代)のもので地質時代のものではありません。どれくらい古ければ、化石と呼べるかというのは明確に設定されていませんが、数千年程度より古いものは化石と呼んでいるようです。
 溶岩樹型が、もっと古い時代に噴火した溶岩から見つかれば化石といえるというくらいでお考えください。見つかる可能性はじゅうぶんにあります。
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この回答へのお礼

同じようなでき方で作られた物でも,作られた年代によって「化石」と呼ぶか否かが変わってくるのですね。勉強になりました。重ねての丁寧なご回答,本当にありがとうございました。

お礼日時:2020/11/12 00:26

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