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50年後の飲食店市場は人口減少プラス高齢化プラス経済低迷で今ある企業の多くは潰れてるとききましたが、そうですか?

上記ふまえて、やはりそうなら、、

必ず生き延びてるだろう予想できる飲食店会社あれば教えてください。

A 回答 (1件)

こんにちは。


僕は飲食店経験15年(現場・管理・経営合わせて)です。

現在も経営されていて、50年後も生き残っている飲食店はあまり多くないと思います。

個人店も含めれば95%以上の飲食店が潰れていると思いますが、企業に限って言っても引き続き経営できている会社は多くないと思います。

日経ビジネスWeb版の引用になりますが、ベンチャー企業の生存率は創業から5年後は15.0%、10年後は6.3%。20年後はなんと0.3%です。

50年と言わず、20年で99%の会社が潰れているということになりますね。

なので、ないわけではないですが、極めて少ないと思います。

日本での飲食店は非常に参入障壁が低いので、開店はしやすいですが継続することは難しいです。

その理由の一つとして日本は世界一のグルメ大国だということです。

世界で最もミシュランを取得している都市の1位は東京で、2位は京都、3位は大阪です。

世界のTOP3が日本に集中しています。

上を見れば素晴らしい技術と空間、サービスを持った競合店がひしめいていて、競争も日々激化していますので、お客様のハードルも上がってきています。

日々研鑽してそれについていくことは大変難しいと思います。

それでもついていける条件として僕が必要だと思うのは、時代と共に変化できるかどうかだと思います。

昭和以前は口コミが主体で、地元に愛されるお店が多かったですが、昭和に入りマスメディアが増えてきてからはお客様の行動範囲が増えました。

SNSが出てきてからは「映え」が重要になり、それを意識した飲食店が増えてきましたが、リア充生活をやり切るだけの資金力がない方のために簡単にラグジュアリーにできる個室居酒屋が出てきたと言われています。

火事の事件などでいろいろ問題が出て、個室居酒屋が見直されたこともあり、一周回って昔の酒場のような開放感のある、カウンター店などが人気が出てきたこともありました。

このように、メディアやSNSと共に飲食店の形態も大きく変わり、また特に日本は多岐に渡ります。

僕は現在ヨーロッパに住んで済ますが、日本ほど多種多様な飲食店の形態がある国はないと思います。

50年後ともなればITもより一層進化し、高齢化が進み、資源の減少などの問題が進み、どういう世界になっているかの予想がつかないので僕には判断できませんが、その変化に対応できる企業が生き残っていくのだと思います。
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