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【閉殻とオクテットの違いについて。】
この考え方は合っていますか?

【希ガスのうち第1周期のヘリウムHeと第2周期のネオンNeが安定なのは、閉殻の状態だから。

第3周期のアルゴンArから第6周期のラドンRnが安定なのは、閉殻ではないがオクテットの状態だから。】

A 回答 (1件)

そもそも、オクテット則が厳密に成り立つのは第2周期の元素だけです。


それをふまえるなら、例外がある話ではありますが、以下のような説明になります。

閉殻構造というのは、「最外殻のs軌道とp軌道が電子計8個で満たされたときを閉殻といい、これが閉殻構造となる。 」とされています。
s軌道とかp軌道というのは高校では習わないかもしれませんけど、その説明にしたがえば、アルゴン以降の希ガスは、閉殻構造になっているということになります。
また、オクテット則とは、「結合に関係する原子の最外殻電子の数は8つになる」ということであり、そこでいう「最外殻電子の数」というのは、「最外殻のs軌道とp軌道の電子の数」ということになり、何のことはない上記の閉殻構造と同じことになります。
つまり、希ガスに限定するなら、Ne以降では、いずれも閉殻であり、オクテットになっているということになります。
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