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高校の政治経済を勉強しているのですが、金本位制の金の意味がよくわからくて困っています。

(1)参考書を見ると、「国際取引は最終的には金で決済される」とか、「金は世界貨幣としての性格をもっている」とか書いてあります。
僕は1円玉どかは見たことがありますが、1金玉みたいなのは見たことがありません。金を表している貨幣とかは、どこに存在するのでしょうか?また、実際に市場で使われているのでしょうか?

(2)「1929年にアメリカで大恐慌が起こると、それは他の諸国にも連鎖的に広まり、輸出をしやすくしようとして各国は平価(=貨幣の価値基準。ふつう1単位の金含有量)の切り下げ競争を演じた。そのため為替相場は激動し、ますます貿易は縮小した。」
という文があります。
金含有量というのは、どういうことなのでしょうか。硬化に含まれている金の成分濃度のことをいうのでしょうか?
輸出をふやそうとしたのにどうして貿易は縮小するのでしょうか?

(3)ドル危機のときに、金が公定価格によるもの意外に自由価格によるものが認められたとあるのですが、これはどういうことなのでしょうか?2つの価格がごちゃまぜになるということが許されるのでしょうか?

A 回答 (4件)

 No.3の補足についてです。


 「金」とはずばり金、元素記号Auのあの金です。
 そもそも昔むかし、まだ中央銀行も財務省もなかった時代には、当然統一貨幣というものはありません。じゃ何を使って買い物してたかというと、ご近所同士の物々交換です。
 ただ交通が発達したり統一国家ができたりして、田舎の魚を都会に持って行くことができるようになると、何か「この魚はこれだけの価値がある」というのを表さないと不便になります。そこで支配者は、
「珍しくてどこへでも持って行けて、それでいてかさばらないもの」
を基準にして、その量で「値段」というものを表すことにしました。その基準になるものが、たまたま金という金属だったのです。
 だからその昔は、「お金」といえば、文字通り金属の金のことを言いました。
 時が流れて、紙幣や硬貨が作られるようになったとはいえ、依然モノの価値を図る物は金属の金です。政府は国中の金の生産量を把握し、それに見合った量の紙幣しか発行できませんでした。これがいわゆる「金本位制」→「金属の金が価値の中心にある制度」です。この制度は1930年ごろまで世界各国で続きました。

この回答への補足

なるほど。金が物質そのものを指していることはわかりました。

で、二重価格制についてなんですが、
「1961年、主要8か国は金投機に備えて手持ちの金のプール制度をつくったが、1968年になると、金取引がさらに拡大したため、金は公定価格によるもの以外に自由価格によるものが認められ、二重価格制となった。」
っていうふうに説明があるんです。これが(3)なんですが、こんなことがどうして許されるのか不思議なんですよね。

補足日時:2005/02/17 15:01
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この回答へのお礼

いろいろ調べて、一通りの納得を得ました。

二重価格のほうは、公定価格の方が有名無実化したそうです。2つとも共存するはずはないと思っていたので、納得しました。

SDRについては、
「IMFの加盟国に対して、出資額に応じて、融資を受ける権利を割り当てる」という説明文を、とりちがえていました。
出資したIMF加盟国が融資を受けるんだと思ってしまったのです。そうではなく、赤字国がIMFの加盟国から融資を受けるということだったようです。
文の修飾関係をとりちがえていました。

お礼日時:2005/02/17 15:42

(2)について。


 世界大恐慌(スーパー不景気)が起こると、金利は下がるわ企業の売上減るわ労働者の賃金は下がるわで、皆お金を出さない状態になるわけです。
 これを打開しようとして、各国はお金の発行高を増やして皆にお金を使ってもらおうとしたんですね。
 ただ、それでどうなったか?昨日まで1個100円だったパンが、お金が増えたもんだから今日から200円じゃなきゃ売らないよ、って事になるんですよ。
 そうなると海の向こうでは「おい、日本はなんかコロコロ円の価値が下がってるぞ。あの国から1億円(30万ドル)で輸入しても、明日ドルに換金したら15万ドルにしかならんかも知れん」「こええなあ、そんな国と取引なんてできねえよなあ」。。。

ということです。
「金含有量」うんぬんですが、1929年当時は世界各国は金本位制でした。だから、お金の発行を増やすと必然的に1貨幣単位当たりの金の量は下がることになる、と、そういう事を言ってます。

この回答への補足

(2)についてはわかりました。

でも、「金」ってなんなんでしょう?
ドルや円と同格に、「金」っていう種類の通貨が存在するわけなんですか?

補足日時:2005/02/17 13:10
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#1です


何度もスミマセン
持って歩くのが重いというよりは、
実際に金を持って、買い物すると、金が流通しているうちにすり減ってしまって、本来の価値が無くなってしまいます。(柔らかいのですりへりやすい)
また、金は希少価値が高いので、実際に貨幣として流通させるには量が足りない。
などがあげられると思います。

いま思い出しました。

この回答への補足

すると、金というのはおかねの単位の名前ではなくて、化学物質そのものに対して言う言葉なんですね。

でも・・・(2)(3)はやっぱりわからないですねぇ。

補足日時:2005/02/15 08:58
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だいぶ昔のことなので、あっているかわかりませんが、


そもそも、金をもって、売り買いを行うべきところを、
金は持って歩くのは重いので、それぞれの国が責任をもって、金と同等の価値を貨幣に与えているということではないでしょうか。

金含有量については、金の精製の技術によって、不純物の混ざり具合が違うところから、来ているのでは?
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