限定しりとり

マキャベリストとは、目的の為に手段を選ばない(残虐なことも平気でする人)という意味で
ここ数年で耳にすることが多くなったような気がする言葉です。

でも、ニッコロ・マキャヴェッリはそんな人では無かったはずです。
君主論の中でも、確かに良い?理想の?君主であるの人の数ある中の一例として、
例えば、その国を吸収した時に、その王を処刑するなど、残虐なこと「一度だけ」行い、
その後は安らかにして、国と民衆を束ねるというような事を書いていたと思います。

しかも、君主論を生活に困って売っていたように記憶しています。
日本でも、江戸時代、争いが無くなったため、忍者が自らの生活のために秘伝であった忍法帳を売っていたのと同じことをしていました。

ニッコロ・マキャヴェッリ、ダークトライアドの一つして、マキャベリストと、良くない言葉として、現代で言われて、ちょっとかわいそうにに思えます。

A 回答 (1件)

「君主論」はマキャヴェッリの死後に出版され、世に広まった。

マキャヴェッリの生前は写本しかなく、読者は限られていた。出版されたのは1532年のことだ。

そして、「マキャベリスト」という言葉だが、マキャヴェッリ自身も生前に、敵対勢力から「目的の為に手段を選ばない狡猾な男」という罵声を浴びせられていた。

それが死後に「君主論」が出版されて世に広まるにつれ、マキャヴェッリのような手練手管を駆使する狡猾な人物>という意味で「マキャベリスト」という言葉も広まったのだろう。
そのうち、「君主論」を読まない人にも「マキャベリスト」という言葉が広まることになる。マキャヴェッリにはお気の毒だったが、言葉が独り歩きし始めたわけだ。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

本の出版は死後だったんですね。
じゃあ、各有力者のところへ持参していたのは、素案や自分の才能ですね。

確かに、各有力者のところへ行っても、あまり相手にされなかったようです。

それで肝心の質問の回答、いつ頃、誰が言い出したのかは分からないのですかね。

ダークトライアドの一つとして、主にこのカテゴリの心理学の分野で
よく使われていますが。

お礼日時:2021/03/29 16:10

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