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夫(59歳)が、めまいのため検診を受けた際、偶然発見されました。(めまいは関係ないとのことです)サイトなどで知識を得、セカンド・オピニオンも求めましたが、結果はほぼ同じで手術を勧められました。
症状としては、内頚動脈、6ミリ程度です。セカンド・オピニオンの段階でも、すぐに決断できない旨申しましたところ、緊急ではないがあまり先延ばしにしない方が良い、とのことでした。遅くとも3、4年以内というようなご意見でした。(もちろん、保証のないことは承知しています)
それでご質問ですが、
(1)大きさとは関係なく、形による危険度とはどのようなものでしょうか。夫の場合、「円形ではなく、細長いもので、危険」、といわれました。友人でクモ膜から生還し、ふつうに生活している人がいますが、彼女は「血管が枝分かれしているところに出来ているものは危険」といわれたそうです。この方はもうひとつ5ミリ程度の動脈瘤がありますが、観察後、現在は通院していない、とのことです。(9年経過)夫の場合、そういう場所ではないと見えます。
(2)実際に予防手術をして、元気に暮らしている方がおいででしたら、術後の経過、多少の後遺症の有無などについて伺いたいと思います。重篤な結果については報告、相談など見うけられますが、回復の実際がわかりません。
当方は、いまのところ、動脈瘤に変化(大きくなるなど)が見られないかどうか、半年後に検査を受けるつもりでおります。禁煙し、血圧を毎日測っています。
ご意見、よろしくお願いいたします。

A 回答 (6件)

私の母(当時63歳)も、検診で偶然、動脈瘤が見つかりました。

部位は覚えていないのですが、2つあったと思います。

手術前の検査にしても、危険性はないわけではないので、本人の疑問が解決するまで話を聞きました。(ある程度、調べていきましたが)

医師からすれば、何十例の一つでしょうが、本人にとっては命に関わることですから、その説明を嫌がるような医師では、不測の事態が起こったときに後悔する
と思ったからです。

母は、脳動脈瘤の予防手術を受けた新聞記者の方の手記(同居していないのでタイトルが聞けないのですが、検索して見つけたようです)を読んでいました。インターネットで、トラブルになった方の記事も読みました。

幸運にして、無事に手術を終えました。6時間くらいかかりました。術後、付き添いが必要な状況にはならず、通って差し入れしてました。我慢するタイプなので、痛いとか、あまり言ってませんでした。遠方から入院しましたので、検査から引き続き手術しましたので、2ヶ月くらいだったと思います。

3年ほど経ちまして、年齢的なものかも知れませんが、ちょっとネジがゆるんできたように感じることもありますが、元気に過ごしております。
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母の経験でアドバイスさせていただいたのですが、私も、まったく同様な悩みを持っておりました。



動脈瘤があっても、無症状で一生を終える方がいるのも事実です。血管造影の検査にしてもリスクがないとはいえません。

おっしゃるように、他の部位の治療よりも、不測の事態で起こることが、あまりにも重大です。「社会復帰」と表現されていることが、どういうレベルか(就労できず自宅療養もいうのか)わかりませんし、麻痺が残っていても生存という表現をされるでしょうし。

母の場合は、当時祖母が存命でしたので「親より先立つことは、避けたい」という本人の決断で治療を受けました。(失敗したら、元も子もなかったのですが)本人、家族も、最悪の状況を覚悟しておりました。

最終的には、ご本人の意思だと思います。家族としては、リスクを考えると、答えが出ませんでした。
ご主人を案じながらの日々は、おつらいでしょうが、ご本人の決断次第かもしれませんね。
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この回答へのお礼

再度のアドバイス、ありがとうございました。

やはり本人が決めることしかできないでしょうね。わたくしもそう思います。当面は手術したくないという考えのようですので、いざ、というときのためお医者もさらに探しながら、検討するより他にないと思います。

また、もう少しはっきりした、追跡調査の結果が閲覧できると良いのにと思っております。

お礼日時:2005/02/23 23:30

最近のMRIによる血管撮影は従来の脳血管撮影よりむしろ動脈瘤の形状を精細に見る事ができます。

私どもの施設では脳血管撮影は省略する事の方が多いくらいです。確かに表面が平滑で開口部が広い場合には破裂しにくいとは思われますがこれについてはエビデンスがありません。
喫煙、高血圧、肥満、大量の飲酒はくも膜下出血の発症率を上げるのは間違いありませんが、未破裂脳動脈瘤の破裂を引き起こすというデーターではありません。
脳動脈瘤は一旦破裂すると後遺症なく生還できる方はむしろ少数です。苦労して治療しても報われない事がしばしばです。蛇足ですが10数年前くも膜下出血で亡くなった方の御家族にいつの日か脳動脈瘤が破裂する前に見つかるようにならないものかと言われた事が強く印象に残っています。
MRIがこれほど発達しなければ未破裂脳動脈瘤で悩む方はあまり多くなかったわけで、くも膜下出血の治療に苦労している立場としてはある意味複雑です。
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この回答へのお礼

いろいろご説明、感謝いたしております。

たしかに発症しますと、重大な結果を引き起こす病気ですが、発症率は必ずしも高くはありません。脳腫瘍とかガンなどのように放置しておけば必ず死に至る、というような場合は、多少リスクがあっても手術を受け、延命を考えることが普通と思いますが、この問題に関しては、「治療」といいますか、「予防」のためのリスク、負担が高すぎるように感じます。ですので家族としても、非常に悩みます。

また、どうしてもサイト上ではトラブルが起きた場合が書かれておりますので、いったい元通りに暮らして喜んでおられるかたはどこにおいでなのか?と感じてしまいます。

お礼日時:2005/02/22 21:12

本について、付け足します。



脳動脈瘤がある人の不安と選択 〈脳ドック&脳卒中〉完全ガイド / 前野一雄/著 三五館

のようです。

担当医は「その本は、大げさに痛いと書いてある」と言ってましたが、本人は、「これと同じくらい」と言っていたような記憶があります。
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この回答へのお礼

貴重なお話、ありがとうございます。お母様はお元気にお過ごしとのこと、お悦び申し上げます。6時間とは長時間の手術と思いますが、2個とも除去されたためでしょうか。
ご指摘の本をぜひ探して読むことにいたします。
やはり頭を開けるので、脳にたいする影響は避けられないのでしょうか。その辺が病院のサイトでも「社会復帰」という一言で片付けられているのが気になります。いろいろな種類、レベルがあると思うのですが。

お礼日時:2005/02/22 21:02

形状についてはブレブとよばれる動脈瘤からさらに小さな膨らみがあれば絶対適応です。


重篤な合併症が5~7%は高すぎます。私どもの施設では2%以下です。確かにおっしゃる通りですが、手術数を公表している施設はかなり増えてきています。一般的に手術件数が多いほど成績も向上します。もっとも例外の施設もありますが。。
あとは担当医と納得いくまで話をするべきです。
動脈瘤があるというだけでうつ病のようになってしまう方もおられます。この場合には手術を受けた方が生活が円滑にできます。
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この回答へのお礼

さらにご意見、ありがとうございます。MRAの所見では、そのような傾向はみられない、とのことです。詳しくは血管造影をしないとわからない、とも。しかしこれは手術直前に行われるものですね。それでは、細長、丸型は無関係ということでしょうか?
現在のところ、うつ傾向はありません。ストレスはあるでしょうが。おっしゃるように、だいたい普通の生活ができないようであれば、手術したほうが良いと思います。
担当のお医者様と話した結果が以上のようなものなのです。第1回目ですが。この方は、タバコ、血圧については注意したほうが良いとのお話でした。(また、他にもそのような記述をサイト上で見ました。関連ありと)nobu1様は執刀なさる方でしょうか?

お礼日時:2005/02/21 22:02

未破裂動脈瘤の手術適応については議論の多いところですが一般的に直径が5mm以上で70歳以下なら手術適応として異論がある専門家は少ないと思います。

内頸動脈は動脈瘤の好発部位です。
半年待つ意味があるのかどうかわかりませんが、禁煙と血圧の管理はくも膜下出血の発生を予防するとは思えません。
未破裂動脈瘤の術後合併症の発生率は将来のくも膜下出血の発生率より少なければなりませんが成績は施設により異なるのが現状です。
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この回答へのお礼

さっそくのお返事ありがとうございました。つまり、形状などは関係ない、というご意見ですね?
術後合併症の発生率とくも膜下出血の発生率、まさにそれが問題ですが、資料により、さまざまなデータがあります。(しかも、%のみで実数を載せているところはほとんどありません。それが結果的に同じ意味を持つとしても分母の数が多ければ信頼性も高いと思われます)
クローズアップ現代(NHK)では、重篤な合併症が5~7%とし、破裂率は0,7(アメリカのデータはそれ以下とも)~5%くらいまでです。これでは何を参考にしたらよいのかわかりません。また成績を発表している施設はほとんど見うけられないのが現状ではないでしょうか?

お礼日時:2005/02/21 20:36

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