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宮中の女官は陛下や皇后から源氏名を授かり源氏名で呼ばれる習慣がありましたが、戦後女官に源氏名がつけられなくなったのは何故ですか?
風流な文化だと思いますが、なぜ無くしたのですか?また戦前は華族出身者が女官になりましたが、なぜ今は宮内庁の職員や一般人が女官をしているのですか?民主化とはいえ、文化喪失では?

A 回答 (1件)

その源氏名の習慣については詳しくはないのですが、もともとは中国の風習からです。


とはいえ中国では日本の風習とは少し違って、目上の者が呼ぶ名と目下の者が呼ぶ名の2つあるというものです。例えば目上の者が呼ぶ場合は『諸葛亮』で目下の者が呼ぶ場合は『諸葛孔明』(様など)という感じですね。
これが日本に入ってくると日本風にアレンジされて、真名は身内など親しいもののみが使い、他は仮名を使うというようになります。この風習は現在の日本でも生きていて、会社などで社長とか部長とかと役職名(仮名)で呼ぶのはこのためです。最近では外国風?に、〇〇〈真名)社長とか〇〇さんとかと呼ぶようにする会社も増えていますけどね。

宮中に戻すと、女性はもともと名前を呼ばれることはほとんどなく、例えば有名な紫式部も『”紫のゆかりの物語”を書いた父親が式部の人』だから紫式部と呼ばれていたというもので、真名は不明です。そのような風習を引き継いでいて、あなたのいう源氏名で呼ばれる風習があったのではないかと思います。(違っていたらすみません)

あと宮内庁などは、わざわざ華族の女性が働きたがるような職ではないからでしょう。
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