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厚生年金基金の代行返上について勉強中です、厚生年金基金を代行返上することにより、厚生年金基金側にどういったメリットがあるのかわかりません。教えて下さい。

厚生年金基金は昭和41年からはじまりましたが、情勢の変化から現在は制度として破綻をしており新規に設立ができず減り続けていると聞いています。
※厚生年金基金は受け取った掛け金を資産運用で増やしていたがその運用がままならなくなったため。

しかし、現在、年金の掛け金は以前より増えており受給開始年齢も遅れ、受給額が減っているため、受け取った掛け金(=年金資産)を返上して国から受給対象者に支払いをするよりも、受け取った年金資産を基に厚生年金基金から受給対象者に支払った方が、厚生年金基金目線からするとお得ではないかと思ってしまいました。

以上です、よろしくお願いします。

A 回答 (4件)

日本年金機構は厚生年金保険料を集めて運用している訳ですが、この運用を企業年金基金に代行してもらう事が可能で、高い運用利回りが期待出来た頃はこぞって企業年金基金がこれを代行していた訳です。

定期預金金利が7%なんて頃もありましたからね。
ところが経済成長が停滞して来ると、高い運用利回り得ることが困難になってきて運用代行が負担となってきて、代行返上に至っている訳です。
過去、〇〇会社の企業年金基金は代行している頃は「〇〇厚生年金基金」というように名乗っていたかと思いますが、代行返上に伴い「厚生」の2文字を削除していますよね。
企業年金もかつては確定給付年金(将来の給付額を約束している)でしたが、高い利回りを確保できなくなってきて確定拠出年金(掛け金を決め給付額は運用実績により変動)に変わってきたわけです。
>受け取った年金資産を基に厚生年金基金から受給対象者に支払った方が、厚生年金基金目線からするとお得ではないかと思ってしまいました。
→素人の回答なので推測でしかないのですが、年3%以上の運用利回りを得ないと代行業務が赤字となり、それが負担になっているものと思います。預金や国債の利回りではとても追いつかなく、企業業績もそう高くない現在では債券や株式でも高い利回りを得るのは困難ということなのでしょう。
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メリットと言うか、昔は、会社に代行させていて、会社は従業員から天引きした年金保険料を、年金機構へ納めるまでの間の、その金を運用出来

ていたし、年金機構は事務の負担を減らせたけど、今は、運用しても利益も出ないどころか、赤字になるので、仕方なく返上してる状態
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> 資産運用で増やしていたがその運用がままならなくなったため。


これが、代行返上の最大な理由になります。
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>厚生年金基金側にどういったメリットがあるのかわかりません。


代行返上しなければ、予定利率分の資金を稼いで加入者への年金支給をしなければなりません
が、今の経済状況では金融債権では稼げません

株式で稼ぐのは可能かも知れませんが
永遠に株高が続く筈も無くリスクのある資産ばかり積みますのも危険です

なので代行返上して自分達の将来の負担から切り離す方が良いと判断したのでしょう
返上すればそこから先は年金機構という大きいな組織が責任を負ってくれますから

今なら加入者へのマイナスも無い
返上するなら今が最適と判断したのかもね
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

厚生年金基金は掛け金を回収して資産運用をしていましたがそれが破綻したため、予定利息分を加算した年金を支給するのが難しく、代行返上を利用して年金機構からの支給に切替をした方が良い。

と、いった解釈でよろしいでしょうか。

お礼日時:2021/04/28 18:07

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