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統計学の歴史について大学の卒業論文を書こうと考えています。統計学史のおすすめの教科書があれば教えていただきたいです。

A 回答 (3件)

#2です。



コメントありがとうございました。

あまり古典になると、文献を探すにもネットでは困難で、他大学の図書館に行かないと入手できない可能性があります。
このコロナ禍の中では、なるべくネットから入手可能な情報源があった方が良いです。
ということは、近代において発展した「正則化回帰」「罰則付き回帰」などの発展を追ってはどうでしょうか。

以下の関西大の荒木先生の論説に、1996年スタンフォード大のチブシャアーニ先生がL1正則化回帰を発表するまでのざっとした流れが書いてあります。

http://www.orsj.or.jp/archive2/or58-05/or58_5_26 …

ブートストラップ法を開発したエフロン先生の逸話とか、ダンツィーク先生の名前を取った手法とか(ダンツィーク先生は、学生時代に遅刻して入った教室の黒板に書いてあった問題を宿題と思って提出したら、それは世界の未解決問題の1つだった、という逸話がある天才です)、いろいろ話を膨らませることが出来ると思いますよ。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A7 …

また、命名法が面白いです。
・先行するL2正則化、これはチコノフが考案したが、回帰はリッジ回帰(尾根回帰)と命名されている。
・L1正則化はラスー(lasso・カウボーイの投げ輪)と命名されたが、それはノンネガティブ・ガローテ(中世の絞首刑具)に対抗するためだった。
など、数学者の遊び心満載です。これも、いろいろ話を膨らませることが出来るネタだと思いますよ。
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この回答へのお礼

テーマのヒントをわかりやすく教えていただきありがとうございました。
統計学は最近興味を持ちましたので、いろいろわからなくて混乱してしまいました。大学の図書館にも行ってみましたが、参考になる本がほとんどありませんでした。やはりネットから入手可能な情報源があったら一番ですね。
「正則化回帰」「罰則付き回帰」や命名法について調べてみます。卒論として書けそうでしたら是非卒論のテーマをさせていただきたいです。

お礼日時:2021/05/18 10:48

企業で統計を推進する立場の者です。



統計学史といっても、
・アダマール~フィッシャー~田口玄一~メイヤーのような実験計画法による最適化技術(探索アルゴリズム)の発展の歴史
・因子分析~線形構造方程式モデリングのような手法の発達の歴史
・ベイズの不運の時代から今日活用されるまでに至った歴史
・因果分析に関わるパール先生に至るまでの歴史
・回帰分析に関わるチブシャアーニ先生の正則化回帰に至るまでの歴史

卒論で深く掘り下げるためには、まずターゲットを絞らないといけませんね。文献をあたるのは、それが決まってからだと思います。

あと、統計学史というようなタイトルの本はありませんが、フィッシャー、ラオ、マハラノビス、デミングなど著名な統計学者の名前でググれば、伝記のような統計学史の本がヒットしますよ。
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この回答へのお礼

とても良いアドバイスありがとうございます。
卒論はこれからですので、まず統計学全体の歴史を読んでから、自分の興味があるところを見つけて、深く掘り下げるつもりです。
ネットで統計学者の名前をググってみます。

お礼日時:2021/05/14 10:49

先ずは、それを探すことからが、卒論作成の初活動でしょう。


そこから人に頼るならば、自分でなす場所は最後までないでしょう。
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