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ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。淀みに浮かぶうたかたは、かつ消えかつ結びて、久しくとどまりたるためしなし。世の中にある人とすみかと、またかくのごとし。

これは、単なる人間の生に関する哲学ではなく、自然法則であり、数学的に数式で纏められるような気がします。どう思われますか?

質問者からの補足コメント

  • どう思う?

    南部陽一郎先生は、西洋哲学では考えられないような「自発的対称性の破れ」の概念を構築されました。
    『方丈記』にも、なんか、それに近い、日本人にしか理解できない繊細な概念がある気がします。
    それを数式化すれば、凄いです。

      補足日時:2021/06/10 15:48
  • うーん・・・

    これは、単にエントロピーの法則だ、、そう考えると、そこで思考は停止します。
    更に、深い深淵な数学的法則はないのか、、、

      補足日時:2021/06/10 15:56

A 回答 (3件)

そもそも「方丈」の意味知ってるの??

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この回答へのお礼

知らないです。「方丈」なんて、言葉は、通常使わないですから、知っている方が異常です。

辺が1丈(約3メートル)の正方形。1丈四方。また、その広さの部屋。

お礼日時:2021/06/10 16:36

もともとは仏教の四法印(しほういん)という教えからきています。



四法印は、諸行無常・諸法無我・一切皆苦・涅槃寂静をまとめた教えなんですね。各々の意味はつぎのとおりになります。

諸行無常「すべての物事は移り変わり、変わらぬものなどない。」
諸法無我「すべての物事は関係の中で存在し、独立したものはない。」
一切皆苦「この世のすべては苦しみである。」
涅槃寂静「悟りを得ることで、安らかな境地に達することができる。」
というものです。

特にこの中でも「諸行無常」という言葉が日本では多く語られてきました。平家物語でも「祇園精舎の鐘の音、諸行無常の響きあり」から始まります。
戦乱や天災、疫病などで元気だった人がすぐに亡くなる、権力者が猫の目のようにかわる、このような時代背景もあったでしょう。

ですから方丈記の「ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。淀みに浮かぶうたかたは、かつ消えかつ結びて、久しくとどまりたるためしなし。世の中にある人とすみかと、またかくのごとし。」というのはまさに諸行無常を身近なことで表現したものでしょう。

でも,諸行無常(すべての物事は移り変わり変わらぬものなどない)、諸法無我(すべての物事は関係の中で存在し、独立したものはない)というのは現代物理学にも考え方としてあてはまりますから、面白いですね。
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この回答へのお礼

現在、物理学は、数学(=技術=テクニック)のような感じがしますが、そうではなく、もっと必要なのは感受性=感性のような気がします。
鴨長明は、その感性に突出した人物であった気がします。

残念ながら、鴨長明の時代は、物理学が発達していませんでした。
でも、その繊細で鋭い感覚、思想、感性は、現代でも、十分生かせる気がします

お礼日時:2021/06/10 17:52

同じことを昔から中国人は言ってたと思いますよ。

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この回答へのお礼

そんな気もします。

お礼日時:2021/06/11 10:20

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