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バークリの代表説の議論には、論点を先取しているのではないかと思われるところがある。それはどういうことか教えてください。

A 回答 (1件)

バークリは、哲学者である前に聖職者だ。


彼の哲学は、彼が信奉する「神」を否定することが出来ないという限界があった。

ゆえに、彼には宗教的理由から、神の存在を否定する唯物論を認めるわけにはいかなかった。
ゆえに彼は、物質の存在を否定する観念論の立場から、彼の哲学を展開することしかできなかった。

それが論点を先取しているというよりも、バークリの諸説の限界と思われる。
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