調停案は判例と同じ様なものが、出されますか？ 裁判で負けそうな案件は調停に申し込んでも無駄ですか？

調停案は判例と同じ様なものが、出されますか？　裁判で負けそうな案件は調停に申し込んでも無駄ですか？　男女問題の中の金銭問題です
よろしくお願いいたします。

No.6 回答者： yumeiroyamaneko 回答日時： 2021/07/22 14:43

男女間の金銭金銭トラブルということですから，この場合の調停は，家事調停ではなく民事調停のほうですよね？

家事調停…家族関係等に関することで，裁判官や調停委員の意見も聞いてする話し合い。家庭裁判所で行い，調停が成立すると判決を受けたのと同じ効果がある。
民事調停…現時点では民事裁判にまではする気持ちはないけど，裁判官や調停委員の意見も聞いてする話し合い。簡易裁判所で行い，調停が成立すると判決を受けたのと同じ効果がある。

調停で，当事者だけで結論が出てしまうのであれば，判例の出てくる幕はない（それを持ちだすのは，通常は裁判官だから）でしょう。
でも当事者だけで話がまとまらないのであれば，裁判官から調停案が提示されますが，裁判官は法律および先例である判例に従った判断をすることになりますので，基本的には判例に沿った案が提示されます。

ただ，調停案を受け入れるかどうかは当事者が決めることです。その双方が，提示された調停案を受け入れるならそれで調停成立となり，調停調書に記載されますが，受け入れなければ調停不成立で，あとは裁判をして法的に白黒つけるしかありません。

ただ現実には，上級審（控訴審や上告審）で「原判決には法の解釈に誤りがあるとして差し戻しになる下級審があるように，中には判例とはちょっと違う判断がされることもなきにしもあらず（個々の事案において状況が違うのでそういうことが起こりえる）です。

裁判においても，裁判所から和解の提案がされ，それでお互いが妥協するという結論を出することもあります。でも調停だと，最初からお互いの妥協案を探るということもできますし，手続きも裁判に比べると楽だと言えるでしょう。

調停にすることで負ける要素が少なくなるということはないと思いますが，でも手続き面からしても，まずは調停から始めてみても良いのではないかと思います。

No.5 回答者： 中年紳士 回答日時： 2021/07/20 17:34

4番目のプロの方の回答されているとおりです。

調停と裁判は全く関係ありません。調停は公証のテクニックと少しの証拠が必要です。裁判は証拠とそれを裏付ける根拠の説明が要求されます。

男女問題の金銭問題で支払う側なら裁判の方をおすすめです。但し、裁判は弁護士費用がかかります。費用は雲泥の差で調停の方が安く済みます。相手の出方を窺う意味で調停をした方がいいかも分かりません。しかし、あなたは受けて立つ立場なのですね･･･

No.4 回答者： tk-kubota 回答日時： 2021/07/20 15:52

＞調停案は判例と同じ様なものが、出されますか？

ご質問の趣旨がわかりませんが、調停案と判決は同じようなものか否か、と言うことでしたら全く違います。調停案は歩み合いの内容で、判決は勝敗です。
「裁判で負けそうな案件は調停に申し込んでも無駄ですか？」は、そのようなことは全くありません。

No.3 回答者： quantum 回答日時： 2021/07/20 12:54

調停での最終決定は裁判官が行い、調停が不調で裁判になった場合、多くは同じ裁判官が担当します（調書を2度読まないで済む、時短）

なので、判決もさほど変わらないのが一般的です。
もちろん全てそうではありません。人員配置の都合などで違う裁判官になる場合もあり、そうなると判決もだいぶ変わる可能性はあります。
ただ、あくまで判例主義であり、判例から大きく変わる事は無いと思っていいです。

No.2 回答者： satoshino 回答日時： 2021/07/20 12:12

調停は話し合いです

調停員が裁判官のように判決を出すわけではありません

「相手はこう言っています」
など仲立ちをして落とし所を探します
それで相手が納得しなかったら調停不成立で
民事裁判になり裁判官が決めます

No.1 回答者： youyoulife1 回答日時： 2021/07/20 09:30

特別な事情がなければはんれが基準でしょうね。

調停で負けそうな案件は裁判でも負けますが、
調停でこそ、頑張って有利な案を引き出すって感じです。
その場合は弁護士必須ですよ