アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

どうしてその職を目指そうと思いましたか?
また、教科担当がある方にお聞きしたいのですが、その科目が好き!というだけでその科目の先生になるのは厳しいのでしょうか…

A 回答 (1件)

私は教職につきたいという希望はあったのですけど、


大学選択の時に、どうしても勉強したい学科のある学部に、
教職課程が無くて、本当に悩みました。
結果的に勉強したい学科を選び、教職課程を一度諦めたの
ですけど、その学科で学んだ中で気付いたことは、
「その科目が好き」という純粋な意欲で勉強すると、
こんなに勉強を楽しむことができるんだということを知りました。
そんな感動を知らずに黙々と勉強している子供たちが
かわいそうだなと思い、一緒にその面白さを感じられる
ようになりたいという気持ちで、改めて教職課程を取り直し、
今教壇に立っています。
私の中では「その科目が好き」という気持ちを
子供たちと共有することができればいいなというのが、
今でもこの仕事を続けられる原動力でもあります。
もちろん教員の仕事は教科を教えるだけではなくて、
生徒指導などいろいろなお仕事があります。
「その科目が好き」というだけという条件が、
「その科目を指導することしかスキルがない」ということに、
必ずしも結びつくものだとは思いません。
その科目を追究して得られた知識や経験、考え方や捉え方が、
その先生なりの個性となり、いろいろな分掌に活かされています。
教科指導以外の場面でも「さすが〇〇(教科)の先生だな」と、
感心する場面をよく見ます。
中学校ですと教科担当が分かれているから、すぐにわかりますけど、
小学校でも、その人の持っている(中学校の)免許教科が、
わかっちゃうことが結構あるんです。調べたわけではなくてです。
それはその先生なりの教科への愛情がにじみ出ているのだと、
私は思っています。ご自分の教科特性で培った考え方を、
どうやって学校の現場に生かそうか、
常に試行錯誤されている結果だと思います。

もちろん子供たちありきの仕事ですので「子供たちのために」
という気持ちが無ければできない仕事ではありますけど、
「子供たちのために」自分の何か持てるスキルを活かして、
教員になりたいと望む時に「その科目が好き」という気持ちが、
スキルを向上させる動機になることはとても重要だと思います。
そうやってご自身のスキルを向上させてきた足跡を、
是非とも子供たちに見せてあげてください。
「好きこそものの上手なれ」を子供たちに見せて上げられる
教師って、とても素敵だと思いますよ。
    • good
    • 1
この回答へのお礼

とても詳しくありがとうございますTT!
大学在学中に教員免許を取る、ということばかり考えていたのですが、回答者様のように、大学卒業後でも教員免許等を取ることもできるということを頭に入れて、よく考えて決めたいと思います。本当にありがとうございます

お礼日時:2021/10/18 19:01

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!