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俳句を勉強しようと思っています。手始めに、名作を知りたいので、貴殿の好きな俳句を一つと、その理由、作者を教えてください。できれば、貴殿の性別、年齢も添えてくだされば幸いです。

A 回答 (4件)

27歳、女性です。


勉強しようとされている俳句とは違うかもしれませんが・・自由律俳句と呼ばれるものが好きです。

咳をしても一人  尾崎 放哉

まっすぐな道でさみしい 種田 山頭火

どちらも人生の寂しさというか、人間は生まれてくる時も一人なら死んで行く時も一人、という感じが好きです。
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この回答へのお礼

自由律というのは、きまりが無い分、どうすればいいか、かえってつくるのが難しそうですね。自分もこんな俳句が作れたらいいな、と思いました。ありがとうございました。

お礼日時:2005/03/11 20:40

こんばんは。

当方、女29才です。俳句暦は13年弱、某お茶会社の俳句大会2度入賞(佳作ですが)
ひとり、ほそぼそやっております。
最近、こころに留まっている句は、

「有る程の菊投げ入れよ棺の中」
(アルホドノ キクナゲイレヨ カンノナカ)

夏目漱石の句です。
漱石が想いを寄せていた大塚楠緒という女性の葬儀に、病気だった漱石は参列できず、この句を病の床で作ったとか。素晴らしい句は沢山沢山、それこそ俳人の数だけあると思いますが、この句は何故かぐっときます。最近私も大切な家族を亡くし、漱石と大切な人を失う感情を「句」によって共感できたからかな、と思います。ちょっと深刻ですみません。

先月、主人も句をはじめる、と言い出したので、図書館で良い本を見つけました。オールカラーでとても分りやすく字も大きい、親切な本です。もしよろしければ参考にしてください。


初めての俳句の作り方—カラー版 石 寒太 (著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4415029 …

参考URL:http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4415029 …
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この回答へのお礼

漱石というと、堅物で恋愛とはあまり縁の無い人だと勝手に思っていましたが、こういう句もあるのですね。参考書まで教えていただき、ありがとうございました。

お礼日時:2005/03/11 20:30

教科書的ではありますが。



芋の露連山影を正しうす 飯田蛇笏

読み解きはいろいろありますが、実際に芋の露に山影が映っているとするのが好きです。ミクロな世界の中に、広々とした世界を映し込む写実を、けれん無く掬い上げた手腕に感服。

季節・時間帯・天候・風景をたった17文字の中にこれほど写実豊かに描くことは神業に近いものがあります。

まずは感覚に頼ったところにいかず、写実の妙を如何に物するかが大切だと私は思います。

中年男
自分の作るものはおおよそ理想からは遠いものばかりですが・・・
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この回答へのお礼

芋の露の中に山の影がうつっているとは、すばらしい
解釈ですね。じつは、私も中年男。これから、俳句を
やりたいと思っています。ありがとうございました。

お礼日時:2005/03/11 20:33

  古池や蛙飛び込む水の音



    松尾芭蕉

(好きな理由)
あまりにも有名な句ですが、よく読めばなんか奥が深いような気がします。 
古池とはどんな池なんだろうかとか、
蛙はどんな蛙なんだろうとか、いろいろ想像できますよね。
わたしのイメージとしては、この古池は古戦場跡にあるような苔むしった小さな池に感じられ、
蛙は、ちいさなアマガエルのように想像してしまいます。


「蛙飛び込む」は「水の音」を説明しているというよりも、
「古池や/蛙飛び込む/水の音」と読んでしまいます。 
蛙が飛び込む、そして水の音がする、その瞬間に時間差があるように
感じられ、そこに静寂のようなものが見えるような気がします。
それがワビ、サビであるかは、今のわたしにはわかりませんが。
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この回答へのお礼

飛び込む、の後に一区切り置くというのは、すばらしい解釈ですね。確かにこの方が、句が生きてきますね。目からうろこです。ありがとうございました。
また教えてください。

お礼日時:2005/03/11 20:36

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