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私は昔Royal Host®のカシミールビーフカレーが大好きでよく食べました。ところが最近少し調べたところ、あれはカシミール地方ではなく、日本発祥の料理のようです。なぜカシミールの名が付いたのでしょうか。

「カシミールカレー」の質問画像

A 回答 (3件)

デリーの社長のブログを見つけました。

 ロイヤルホストのカシミールカレーのことを書いています。 ロイヤルホストが40年ほど前にカレーの開発担当者にデリーでカシミールカレーを食べさせて、同じようなカレーを開発させたようです。 「カシミールカレー」の名前もロイヤルホストがパクったのでしょう。


社長雑談 2015.07.21
ロイヤルホストのカシミール
royal

 10年以上ぶりに、ロイヤルホストのカシミールカレーを食べました。

 33年目のカレーと、メニューに書いてありましたので、あの頃デリーに食べに来て、開発を担当された方々も、もうロイヤルさんにはいないかもしれませんね。

 出始めのころは、色といいい、シャバシャバ感といい、よく似ていると思いましたが、今回久々に食べた印象は、随分変わったなと思いました。

 メニュー名は「ビーフと夏野菜のカシミールカレー」でした。
 感想は、「カシミールカレーは非常に繊細で、野菜の甘みや香りに負けてしまっている。パンチがないなあ」というものでした。
 やはり、このカレーのおいしさ、パンチ力を最大に引き出すための具材は、チキンとジャガイモという、シンプルでなければ、ということを再認識させられました。
 
 これは、デリーにとっても、いいヒントです。
 「人の振り見て我振り直せ」ですね。
 
 カレーは難しいです。
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以下は、カシミールカレーを生み出した「デリー」のHPからの抜粋です。

 もともとは「マドラスカレー」と名付けるつもりだったのが、印刷業者にメニュー原稿を渡す際に、うっかりミスで「カシミールカレー」と書いたものを渡してしまい。 結局そのまま「カシミールカレー」となったとのことです。

Process
カシミールカレーができるまで
「カシミールカレー」とは何か。
昨今、黒くて辛いシャバシャバのカレーが総じて「カシミールカレー」と呼ばれるようになったが、デリーにおける「カシミールカレー」はこのようにして生まれた。

01「インドカレー」より
もっと辛いカレーを
創業時に予定していたのは「チキンカレー」と「ポークカレー」の2種類だった。
しかし「チキンカレー」が当時の人々には辛すぎるのではないかと考え、名前だけで辛いカレーをイメージしてもらえるよう『インドカレー』に改名。
辛さをおさえたカレーを「チキンカレー」とし、この3種を主力にデリーはスタートした。
※後に「チキンカレー」は『デリーカレー』、「ポークカレー」は『コンチネンタルカレー』となる。
数年後、意外なことにもっと辛いカレーを欲するお客様の要望が増えてきたため、『インドカレー』の 「倍辛(ばいから)」を作るも、唐辛子くささが際立ってしまう。

process01

02人間は辛さを舌だけで感じるのか?
研究の末、唐辛子のくさみは「ガーリック」で緩和されることを突き止める。
そして、「はたしてお客様が“ 辛さ ”を感じるのは、味覚によるものだけだろうか?」と考え、視覚に訴えることを思いつく。

頭に浮かんだのは、当時どこにもなかった「真っ黒なカレー」。色彩と風味を深めるためにカラメルを加え、『カシミールカレー』の原型が誕生した。

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03本当の名前は「マドラスカレー」
創業者・田中敏夫にとって「辛いカレー」のイメージは、南インド「マドラス」のカレーだったため、その激辛カレーは「マドラスカレー」に命名すると決めていた。

しかし、どういうわけか印刷業者にメニュー原稿を渡す際、うっかり「カシミールカレー」と書いてしまう。

刷り上がったメニューを見てその間違いに気づくが、そもそも完全オリジナルのカレーであること、当時の日本ではあまりインドの地名は知られていなかったことから、それほど影響はないだろうと判断し『カシミールカレー』という名前のまま提供した。

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04とろみがなくシャバシャバであるほど粋である
当時のデリーのカレーは、今ほどシャバシャバではなかった。

理由はミキサーにかけた「じゃがいも」を使っていたからで、材料の粒子が粗く、全体的に若干のとろみがあった。
さらに営業開始から時間が経つほど、煮詰まったじゃがいもが沈殿しドロッとしてくる。
この状態になると、カレーの辛さは減少して感じられる。
ゆえに、常連のお客様からは「もっと辛く」「もっとシャバシャバに」という注文がつき、コックたちも、いかにとろみがなく辛いカレーを作るか、玉ねぎの水分の飛ばし方から、食材の繊維を残さない包丁の入れ方まで、工夫と努力を惜しまなかった。

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05極辛「カシミールカレー」の人気に火をつけたのは「甘み」
辛いカレーの注文が増えたとはいえ、カシミールカレーは最初から大人気だったわけではない。

ブレイクのきっかけとなったのは、1982年の「改正食糧管理法」。米の品質が向上し、これまでよりも甘みの強い品種が出回るようになってきた。

米の「甘み」がカシミールカレーの辛さと絡み合うことで、ただ辛いだけではない奥行きが生まれ、このとき、本当の意味で「日本の米に合うインドカレー」が完成したと言えるだろう。

デリーがカレーだけでなく「米」にこだわり続けるのは、このためだ。

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06カシミールカレーは時代とともに進化する
このように『カシミールカレー』は、『デリーカレー』と『インドカレー』から派生し、独自の考えから進化を遂げた。
現在のデリーの美学でもある「シャバシャバ」カレーは『カシミールカレー』の追求によって鍛え上げられてきた。
他所と同じをよしとせず、常識外れの方法も大胆に取り入れ、お客様の期待を超えていく。

デリーのカレーに対する哲学を最もよく体現したカレー、それが『カシミールカレー』である。
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この回答へのお礼

Thank you

今回は「詳しい人」(自分の言葉で語れる)という指定はしなかったので、抜粋が大半でも許容します。読んだ結果「デリー」の経営者はインド人ではなさそうですね。総じて言えば、カシミール地方に固有のカレーが有ったか無かったは別として、少なくとも「デリー」で出すカレーはカシミールとまったく無関係なんですね。やはり本格的なカシミールカレーはロイヤルホスト(オスト・ロワイヤル)に限ると感じました。
ありがとうございます。

お礼日時:2022/02/02 12:58

インドはほとんどの人がヒンドゥー教徒で、牛は神さまの


使いなのでビーフカレーはインドにはありません
これは、元々は東京のデリーというインドレストランが作った
カレーで、カシミールという名前がたまたま気に入ってつけただけです
https://macaro-ni.jp/60404
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この回答へのお礼

カシミールは英領インド帝国統治下では一つの地域でしたが、今はパキスタンとインドと支那に分断されています。調べたところカシミールのヒンドゥーは肉食するそうですが、牛肉は当然として豚肉・鶏肉も穢れたものとして食べないそうです。でも、インド人=ヒンドゥーじゃないし、パキスタン人=イスラームでもないし、支那料理で単に「肉」と言えば豚ですから、別にビーフカレーやポークカレーがあっても一向に問題ないと思います。
東京のデリー?そういう店は知りませんでした。インド人が経営していて牛肉も出すんですか。まあ食べるのはインド人じゃなく主に日本の客でしょうからいいんですかね。ちなみにインドのデリー連邦直轄地に東京という和食店はないみたいです。

お礼日時:2022/02/01 23:57

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