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48歳、176㎝、82kg、男です。最近、食事の時、むせるようになりました。ラーメンとかならよくあることだと思うのですが、サラダでもむせます。食事の時だけです。家族からは病院に行けばとも言われるのですが、行くほどのものかなあと思います。どうしてむせるんでしょうか?

A 回答 (2件)

簡単に食べるメカニズムについてお話しすると、最初に私たちは、「お腹がすいたな、何を食べよう、これを食べるためにはお箸を使う、それともスプーンを使ったほうが食べやすいのかな」と考えます。



それから、食器を手にして食べ物を口に運び、口唇で取り込みます。その時、舌はスプーンのように丸くなって食べ物を受け取ります。

歯で細かくされた食べ物は、舌で唾液と共に混ぜ合わされて一つの塊にされます。その塊は、舌と上あごを使って喉(のど)へと送り込まれます。

これからは、自分の意思とは関係なく反射的に飲み込みが始まります。喉仏(のどぼとけ)が上にあがることで喉頭蓋(こうとうがい)という蓋(ふた)を閉じ、また声門を閉鎖することで、気道に食べ物が入らないように鉄壁の防御をします。同時に、常にしまっている食道の入り口がひらきます。そして食べ物が胃へと送り込まれるのです。

この間わずか600ミリ秒という短い時間で行われます。是非一度舌の動き、飲み込んでいるときの呼吸など意識して飲み込んでみてください。

食べることへの年齢の影響

では年を重ねると何が起きるのでしょう。舌を動かしたり、咀嚼(そしゃく:口の中で食べ物をよくかみ砕き、味わうこと)したり飲み込んだりするのは全て脳からの指令で行われます。また実際に飲み込んだりするのは筋肉の力で行われます。

症状が出ない脳梗塞などで脳の機能が低下していたら、脳からの指令が上手く伝わりません。また最近、足・腰が弱くなったなと感じていたら、それと同じように飲み込む力も弱くなっています。

あとは誤嚥(ごえん)です。
肺炎は死亡原因として第4位です。この中には、食べ物を誤嚥して肺炎を起こす誤嚥性肺炎も含まれています。

誤嚥とは、食べ物が誤って気道(気管および肺)に入ることです。普通は、咳をしてそれを外に出しますが、高齢になると咳をする力が弱くなり、少しぐらいの物を誤嚥しても咳が出なくなります。このため知らず知らずのうちに誤嚥して肺炎を起こしたりします。
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この回答へのお礼

助かりました

よく分かりました。

お礼日時:2022/02/28 19:37

誤嚥性肺炎

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この回答へのお礼

ありがとう

そういう可能性があるんですか。

お礼日時:2022/02/28 18:24

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