単二電池

「平均消費性向は基礎消費がプラスであれば、所得水準が増加するにつれ、低下する。」
(証アナ経済2018(春)第2問Ⅳより)
この文章を噛み砕いて教えていただきたいです。

質問者からの補足コメント

  • gootarohanako様
    解説をありがとうございます。
    確かに式を見ると納得いきました。

    もう一点なのですが、
    所得が増加するから消費も増加するのかと思い、違和感を感じたためにご質問させていただいたのですが、
    「所得水準が増加するのであれば、平均消費性向は下がる」とはそういった意味では無いのでしょうか?
    見当違いのことを聞いていたらすみません。

      補足日時:2022/03/15 22:25

A 回答 (2件)

>所得が増加するから消費も増加するのかと思い、違和感を感じたためにご質問させていただいたのですが、


「所得水準が増加するのであれば、平均消費性向は下がる」とはそういった意味では無いのでしょうか?

違和感?消費関数
C=Co + cY
をもう一度見てください。消費Cを縦軸に、Yを横軸にとると、このグラフは
縦軸のCoのところから出発する右上がりの曲線(直線)で、傾きはc(小文字)です。
所得水準Yが増加するとCも増加する。しかし、APC=C/Y=Co/Y +cの値は所得Yの増加とともに低下する。まさに「所得水準が増加するのであれば、平均消費性向は下がる」となっている。

どこに違和感を感じるのでしょうか?
ポイントは基礎的消費Coにあることがわかりますか?基礎的消費がなく、
C=cY
なら、CはYが増えると増えるが、平均消費性向APC=C/Y=cで一定、Yが増えても下がらない。
しかし、基礎的消費Coがプラスならば、CはYが増えると増えるが、平均消費性向APC=C/Y=Co/Y +cは下がる,ということ。
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この回答へのお礼

分かりました。ありがとうございます。

お礼日時:2022/03/16 17:48

消費関数が


C=Co+cY
と書けるということ。ここで、Cは消費支出、Coは基礎消費、cは限界消費性向(MPC)で、0<c<1を満たす。Yは所得。つまり、基礎消費とは所得の大きさには左右されない消費部分のこと。
このとき、平均消費性向(APC)は
APC= C/Y = (Co + cY)/Y=Co/Y + c
となる。Co=0ならば、APC=cとなり、APCはYとは独立で、Yが増えても変わらない。ところが、Co>0ならば、APCはYが増えると、減少することがわかるでしょう(右辺を見てください)。
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