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ジョージアの北、親ロシアの南オセチアがジョージアから独立し、今ロシアへの編制求めてますが、ウクライナの親ロシア派(東部)もロシアが独立させましたが、ジョージアもウクライナも独立させたくないのは何故なのですか?
なぜウクライナは、ソ連から独立した主権国家になった背景があるのに、自国で独立したい地域の独立を許さないのですか?

A 回答 (2件)

「ウクライナは、ソ連から独立した主権国家になった」わけじゃないんだよね. 歴史的には「ウクライナ」という「独立した主権国家」があって, それが「ソ連に参加した」わけだから.



よしんば「ウクライナは、ソ連から独立した主権国家になった」と解するにしても, ソ連が「喜んで独立させた」わけでもないのだから, 「自国で独立したい地域の独立を許さない」という点においては何も違いはない.
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どちらも旧ソ連の内戦・内紛といったことであり、どちらも民族紛争ともいえる。

全てはソ連崩壊時の国境処理に問題があって民族紛争が発生したともいえる。共産主義には、資本家⇔労働者の階級闘争を掲げることで、民族対立を超克するという意義があった。その共産主義の理念が色褪せてソ連が瓦解してしまうと、潜在していた民族対立が表面化してしまう。抑圧され搾取されていた少数民族は、独立を目指す。抑圧し搾取していた多数民族は既得権益を手放したくない。こういう妥協のない民族対立は、自治区といった妥協を経て内戦にしばしば発展してしまう。

ウクライナが独立した時点では、親露政権であった。つまり少数民族の側が政権を握っていたのだ。少数民族とはいったがウクライナでは少数派だが、ロシア系住民のことだ。それが2014年ウクライナ騒乱で転覆し、ヤヌコーヴィチ大統領はロシアに亡命した。

中国が旧満州を中国固有の領土だと主張する構図と同じ。
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