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日本の伝統文様の和柄ってどんなものなんでしょうか。現在和柄の調査をしているのですが、和柄の明確な定義や分類が分かりません。
例えば麻の葉や青海波、千鳥格子などは同一の文様を繰り返すパターンとして成立していると感じるのですが、波千鳥や宝尽くし、熨斗目などはパターンとは言えないですよね?この場合どんな定義や名前で分類されるのでしょうか。また、現在主に何種類の和柄が存在するのかも教えていただけると幸いです。
詳しい方どうかよろしくお願いします。

A 回答 (1件)

「和柄」をわかりやすく定義すれば


・反物全部が同じパターンでできている
・幾何学図形である
・着物全体で一つの意匠になる
のいずれか、または組み合わせのものをいいます。

波千鳥や宝尽くし、熨斗目などはパターンとは言えないですよね?

・波千鳥 元々は反物全部が同じ幾何学パターンで作られていました。近年は染色技術が向上したので、イラスト風のものもありますが、伝統的なものは「同一の文様を繰り返すパターン」といえます。

・宝尽くし 元々中国の文様を基本にしていますので、日本の伝統的なモノとはいえ「和柄」ではありません。

・熨斗目 幾何学図形であることと、着物全体で一つの意匠になっているのが特徴の和柄です。

日本の着物(和柄)の特徴として「衣文掛けに掛けた状態が意匠の基本」というものがあります。

洋服や他国の民族衣装だと前・後ろ・腕などの部分部分でパターンが異なったりすることが多くありますが、和服は全体でひとつのものと捉えらています。
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この回答へのお礼

詳しく解説していただきありがとうございます。
助かりました。

お礼日時:2022/04/13 14:52

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