プロが教えるわが家の防犯対策術!

ユヴァル・ノア・ハラリ『ホモ・デウス』、ハンス・ロスリング『FACTFULNESS』といった書籍で、統計的には人類は戦争、疫病、飢饉、格差、貧困を解決してきているという傾向が示されていて、当時は面白く読みましたが、その後のコロナ禍、ロシアのウクライナ進行が起こり、いまの世界情勢を見ると楽観視できる状況じゃなくなってみると、それらの考え方は的外れだったということになりますか?

例えば、現状のウクライナとロシアの戦争で、死者はかつての戦争より数は減っていても、事態の深刻さ軽視することはできないので、統計上の数字の規模だけで楽観視し、別の課題を優先することはできないということでしょうか?

A 回答 (2件)

直線的に良くなって行く、という


ことはありません。

ジグザグとうねり、曲がりながら
少しずつ良くなって行く、というのが
現実です。


ウェルビーイング」(well-being)という言葉があります。
身体的、精神的、社会的に良好な状態にあることを意味する概念で、
「幸福」と翻訳されることも多い言葉です。

人間のウェルビーイングは、歴史的に見れば向上しています。
たとえば健康的に長生きする人は世界中で増えているし
食糧事情も技術の発展で改善し、人口の増加を支えてきました。

「ほとんどの人は、世の中は悪化していると信じ込んでいますが、
データは逆のことを指し示しています。
メディアから受ける印象とは逆なんです。

突発的に起きるテロ攻撃、戦争といった目を覆うような惨事は、
多くの耳目を集めますが、
人類にとって良いことは10年、20年の単位でみれば大きな
変化が見えても、徐々にしか進まないので、
メディアに取り上げられにくいのです。

毎日のように13万7000人が極貧から脱出していますが、
新聞がトップで報じることはありえません。

過去25年間でみると、実に10億人以上もの人たちが
極貧状態から救われています。
    • good
    • 1
この回答へのお礼

ありがとう

ご回答ありがとうございます。長期の単位でみれば、改善している点はあるんですね。
もちろんそこには、医療や政治や平和活動、あらゆる領域で問題と戦ってきた人達の努力があったからなのでしょうが。
今回のコロナや戦争で、直近のデータがどう影響されてジグザグしたのか、確認したいですね。

お礼日時:2022/05/02 10:52

都度、解決はしてきた。


だが因果の克服はできていない。
そういう事でしょう。

飢餓は農業の発展や保存、流通の改善でかなり解決できましたが、その結果、人口が爆発的に増え続け新たな飢餓を生んでしまう。
    • good
    • 2
この回答へのお礼

ありがとう

ご回答ありがとうございます。新たな飢餓、、疫病と戦争が起きてしまいましたが、飢饉はなんとか解決したいですね。

お礼日時:2022/05/02 10:54

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!