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「意思表示に対応する意思を欠く錯誤」って、意思表示における意思を欠く錯誤なら合ってると思うんですが。
あと、「意思表示に対応する」って錯誤の形容詞句ですか?、、、

質問者からの補足コメント

  • なるほど!おける じゃ駄目な気がしてきました!

      補足日時:2022/07/07 22:20

A 回答 (2件)

書店で面白そうな「赤い表紙の本」を見つけたAさんは、その心の中に「この赤い表紙の本を買おう(赤い表紙の本を目的物とする売買契約を締結しよう)」という意思を持ちます。

この心の中にある意思を「内心的効果意思」と呼びます。「内心的効果意思」は心の中にあるものなので、他の人にはAさんがどういう内心的効果意思を持っているのかは窺い知ることができません。

次にAさんは、その本をレジまで持っていき、「この本を下さい」と言って本を差し出します。「この本を下さい」と発話する行為や店員に向けて本を差し出す行為を「表現行為」と言います。この表現行為を通じて、他の人もAさんが持っている内心的効果意思を知ることができるようになります。表現行為から窺い知ることができる効果意思のことを「表示上の効果意思」と言います。

「意思表示に対応する意思を欠く錯誤」という表現における「意思表示(最初に出てくる「意思表示」という単語)」は「表示上の効果意思」のことを意味しています。また、「対応する意思を欠く」の「意思」(2回目に出てくる「意思」という単語)は「内心的効果意思」のことを指します。「意思表示に対応する意思を欠く錯誤」は、換言すれば、「表示上の効果意思に対応する内心的効果意思を欠く錯誤」ということになります。

「赤い表紙の本を買いたい」という内心的効果意思を有するAさんがその赤い表紙の本をレジで差し出して「この本を下さい」と言えば、表示上の効果意思に対応する(それとセットになる、マッチする)内心的効果意思が存在していることになります。

ところが、「赤い表紙の本を買いたい」という内心的効果意思を有するAさんが、間違って(錯誤で)青い表紙の本をレジで差し出して「この本を下さい」と言ってしまったとすると、この場合には、表示上の効果意思に対応する内心的効果意思は存在していない(存在を欠いている)ということになります。
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この回答へのお礼

丁寧にありがとうございます!

お礼日時:2022/07/07 22:22

「意思表示に対応する意思」で、「意思表示に対応する」は名詞「意志」の連体修飾句で正しい表現です。



具体的な意味は前後の文脈によります。■
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この回答へのお礼

ありがとうございます!

お礼日時:2022/07/07 22:20

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