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グローバリズムの今後の展望についてどう考えますか?
2000字くらいで教えていただきたいです

A 回答 (2件)

世界中が自由に交流・貿易できるグローバル化した社会では交通手段と情報伝達が発達し、人も物資も情報も即時に世界を駆け巡るようになり、よい面がある反面、新型コロナウイルスも伝染して瞬く間に世界中に広がりました。

ガセネタもパニックもです。

国境を越えた経済のグローバル化では、国どおしの格差も広がりました。グローバル化で大儲けする人と仕事を失う人もできて、ここでも格差が広がりました。

EUでは、新型コロナウイルスへの対応が国によってまちまちになり、相互に助け合う余力もありませんでした。英国のEU離脱も含めて、EUが結束していることの価値を問われ、EUがバラバラになっていく可能性すらあります。グローバル化の逆行・後退です。

各国がバラバラになるということは、国家の復権を意味します。グローバル化の後退は、国家の復権なんです。トランプは世界よりも米国第一と自分の国のことしか考えなかったので、同盟国からは反発と離反の傾向が見られました。

ポピュリズムと中国の台頭もグローバル化にブレーキをかけるものとなっています。世界金融危機でも金融市場の分断でグローバル化の退潮を促すことになりました。
ロシアのウクライナ侵略に対して行われた経済制裁・金融制裁もそうです。新型コロナウイルスで国境が閉ざされて物資や人の行き交いが止まると、製造さえできなくなるリスクを経験しており、行き過ぎたグローバル化の問題がよく認識できたわけです。

そのため、今後は外国に依存していた製造を引き上げ、可能な限りは自国でするようになります。ですが、どうしても高い人件費がネックになります。そこでAI、ビッグデータ、産業用ロボットのさらなる進化・発展が加速されます。それで割を食うのは低所得者層と中間層です。

先進国では中国を含む東南アジアに製造を任せて来ましたが、このパンデミックを経験すると、そうしたことはリスクが大きいことを改めて認識させられました。マスクでさえ新型コロナウイルス発生元の中国からの輸入に頼らざるを得なかったことは、何とも皮肉な話です。

そうした数々の反省を踏まえてグローバル化に見直しが入り、今後は後退するかも知れません。

こうして世界の安定・互恵・平和よりも、自分の国を守り繁栄させることが最優先の社会へと変わって行きます。パラダイムシフトです。

そうなると、国と国の利益対立・権力闘争が進み、台頭が顕著な中国と米国は対立が深まり、緊張が増し、世界の秩序は不安定になってきます。バイデンはそれにどう舵を切るかですね。
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課題は自分でね。



2000字も書いて回答してくれる人がいると思う?
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