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メジャーでなくて教材もあまり売っていないような外国語を話せる方、どの言葉をどうやって学習しているか教えて下さい。

A 回答 (3件)

私はプロファイルに紹介したようなアメリカの田舎に長く暮らす隠居爺です。


私は若いころに当地に渡って来ました。

日本のある大手メーカーの基礎技術の研究開発の仕事に就いていて、あるときアメリカの機関と共同研究開発事業を始めることとなり、私の技術が必要と言うことで当地に駐在派遣されてきたのがきっかけでした。

私は東北の山合の名も無い寂れた寒村で生まれ育ちましたから、この派遣までは外国人と接触するなどと言う経験は皆無で、学校の成績でも英語は低空飛行で何とか落第せずに来ていたほどでした。

なので、当地に来たばかりの頃は言葉でかなり苦労しました。

その時に私を助けてくれたのは当地で私のパートナーをしてくれた私より一回り程年配の方でした。

彼は私の会話力を見て、『これからしばらくの間は一緒に暮らし、トイレとお風呂と寝るとき以外は一緒に居て、見たこと・聞こえたこと・感じたこと・思ったこと・想像したことなど、何でもいいから話続けろ』と言い、それから彼との暮らしが始まりました。

仕事の時間とトイレとお風呂と寝るとき以外は、それこそ何かをいつもブツブツ彼に向かって話しました。
最初はなかなか言葉が出ませんでしたが、それでも『その調子でもっと』と言う彼に載せられて毎日ブツブツやっていました。

そのうち彼は、『いや、それはこう言うんだ』『xxxx』『さぁまねして』
『いや違う』『私が言っているのをまねて言うんだ』『さぁやって』
『いやちがう、こう』『xxxx』
『いやちがう、こう』『xxxx』
『そうそう』『もう一回』『もう一回』『もう一回』・・・

慣れてくると、『あれはなんていう』とか『その反対の意味の言葉は』とか『そのほかには』のように、ボキャブラリを増やすことなんかもやりました。

どれだけの期間それをやったかは定かには覚えてませんが、何か月もの間、毎日毎日やりました。

スーパーとかガソリンスタンドに行ってもそれをやってましたから、そう言ったところの人は皆私に『うまくなってきたね』などと言ってくれ、終いにはそう言った人々と町の他の場所であっても友達のように声をかけてくれるようになりました。

そして彼と一緒に出張に出かけ、飛行機を乗り継ぐ空港で飛行機の搭乗を待っていてそれをやっていた時、たまたま通りかかった女の子を連れた母親との様子をいつものように描写し、思いつくままに面白おかしく話をふくらませていたら、彼がそれに大笑いして一言『よぉ~し、これでおしまい』と卒業させてくれました。

私の場合の英語はそうやって覚えました。

ある時、わたしだけで日本に出張することになりました。
飛行機に搭乗すると、私の隣席にはもうすでに客が座っていました。
アメリカ人はこんな時には話し好きです。
隣席の人とは道中雑談を良くするもので、乗り込んだばかりの私は、頭上の棚に手荷物を上げながら彼にあいさつをしました。

そこで私は大失敗をしました。
つい、仲間が教えてくれた英語であいさつしちゃったんです。
そう、彼から教わったのは『南部なまり』の英語だったんです。

私には、秘書さんが長旅と言うことでファーストクラスの席をとってくれていてくれたのですが、隣席の客はファーストクラスに乗ってくるアジア人だから、日本人か裕福な中国人ぐらいに想像していたのでしょう。
なのでアジア訛りの英語が出てくると想像した私の口から、全く想像もできない流ちょうな南部なまりが出てきたもんだから、目が点になってすっかり固まってしまっていました。

まぁ、そのことはすぐに気づいたので、私は標準的な英語であいさつをし直しましたが、彼の驚きは想像以上だったようです。
以降の長いフライトでは、それを契機に楽しい雑談を楽しんだのを覚えています。

日本人向けに南部なまりの米語を教える教材は聞いたことがありませんが、あっても独特の発音がたくさんあるので、それを覚えるのは現地に来ないとっとても無理だと思います。

今暮している町はその当時とは違いますが、同じ南部の中です。
この地域は南部とは言っても冬には雪も降る地域です。
そのため、ウチでは冬の暖房に天然ガスを使った空調のほかに、薪を使った本格的な暖炉も利用しています。
暖炉は秋の終わりに薪を買い、冬が始まると火を入れ、春の気候が安定するまで火は落としません。
なので、薪は結構使います。

その薪は街の近郊の森の中に暮らしている黒人の方から買っています。
当地の仲間に紹介されてつき合うようになり、毎年薪を届けてもらっています。
最初に届けてもらうのは、ピックアップトラックにすりきりで4杯ほどです。
届けてもらう日には彼の家まで行って積み込みを手伝い、ウチのガレージ前のドライブウェイに降ろし、それを4回やったら家の横の薪を並べて積み上げるラックに積み上げます。
これはまる一日かかる大仕事で、車の中でも雑談を楽しみますが、仕事を終えた後にビールを振舞ってする雑談は一層楽しいもんです。
森での生活の仕方や、森での出来事、動物や植物のこと、天気や家のメンテナンスのことなどいろいろ教えてもらいます。
彼の言葉は南部なまりがすごいうえに、黒人特有の言い回しや発音・文法などがあるので、日本の方にはおよそ何を言ってるかの片りんさえ分からないと思います。

多言語ではないですが、他言語の様な『方言』も、他言語と同様に覚えると楽しい経験が出来ます。
でも、覚えるのは簡単ではなく、まずは現地で耳から覚えるのが良いと経験的に思います。

長々とお目汚しで失礼しました。
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この回答へのお礼

光景が目に浮かぶような生き生きとしたご説明をありがとうございます。確かに同じ英語でも地域によって発音にかなりの差がありますね。逆に私は留学経験はないですが主にアメリカ英語で学んだこともあり、イギリス英語やオージー英語は逆に聞き取りに苦労したりします。

お礼日時:2022/09/13 20:30

フィンランド語は話者数100位くらいなので「あまりメジャーじゃない」に属するかと思いますが、最初は白水社の「エクスプレス・フィンランド語」で勉強しました。

(ニュー)エクスプレスシリーズはいろいろマイナーな言語をカバーしています。

https://www.hakusuisha.co.jp/search/s11991.html

現地では外国人向け語学書を買ったり市の成人学校に通ったりしました。

マイナーな言語の講座がある、DILAという日本の語学学校に通ったこともあります。

https://dila.co.jp/language/

現在では動画サイトやSNSなどネットで素材を見つけることもできるし、その言語でのコミュニケーションもしやすいでしょうね。
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この回答へのお礼

フィンランド語ってかなり難しいらしいですね。kiitos

お礼日時:2022/09/09 20:20

私の知人は、フィリピン人の奥さんをもらい、タガログ語ともまた少し違う、フィリピンの百以上あるという言語のひとつを習得しました。

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この回答へのお礼

確かに「フィリピン=タガログ語」ではないようですね。ありがとうございます。

お礼日時:2022/09/09 20:21

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