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ーーーーー共感についてーーーーー



「共感の果たす役割」において、日常場面と心理療法(カウンセリング)の類似点と相違点を教えていただきたいです。

A 回答 (1件)

「共感」の日常的な役割は、「同情」、つまり相手とともに悲しんだり喜んだりすることで、仲間意識を深めることにあります。



しかし、カウンセリングの場合は、カウンセラーに不信感があったり、どうせ分かってもらえないという、ある種の捻くれた心理状態にある場合が多いことを頭に入れておかなくてはなりません。

それと、カウンセリング相手は、プロなのだから瞬間的に解決してくれるという過度な期待もありますので、それが無理だと分かった瞬間、逆にバカにされ、役立たずだと思われてしまうことも多いでしょう。

ですから、カウンセリングでは安易な同情は避け、先ずは相手を理解し、悩み原因を探ることに集中するとともに、場合によっては、相手にカウンセリングの効能を理解してもらう必要があるかもしれません。

そういう中で、ある程度、相手に信頼され、親和性の形成に成功すれば、悩みの深さを軽減させたり、治癒の方向に持って行くためのカウンセリング計画を組み立てていくことになると思います。

ただ、カウンセリングは、ひとつ間違うと、一瞬で信頼関係が崩壊してしまうので、非常に難しいところがあります。

心療内科等の医師であるならば、投薬治療も可能ですが、そうでないのならば、いわゆる治療行為はできませんので、その辺は非常に難しい問題が残ることを覚悟しておく必要はあります。
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