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現在、就職活動中の大学4年女です。

私は将来、強い建物を考える構造設計の仕事に就きたいと考えております。
しかし、建設の仕事に関わる上で、現場を経験することは大変貴重な経験になると考え、まずは現場で働きたいと思い、志望職種として施工管理を考えました。
もちろん施工管理という仕事をやりがいがあるとても魅力的な仕事であると感じた上でのことです。

そして、施工管理募集企業を中心に就職活動をしてきて、先日ある会社の施工現場へ見学させていただく機会がありました。
その時に、やはり現場に関わる仕事がしたいという思いが強くなったことは確かなのですが、そこの社員の方から「女は厳しいよ。女が職人のじいさんに指示して動かすことは難しいと思うし、汚いし。内勤の仕事の方がいいよ。」などとお言葉をいただき、やはり“まだ建設業は男社会”と感じてしまいました。

実際就職してみると自分のやりたかったことと実際の仕事内容にズレがあるものだということをよく耳にします。
そういうことも踏まえて…

【やりたいという強い思いがあればできるものだと思いますか?】
【施工管理以外で現場を経験できる職種はあるのでしょうか?】
【最初から構造設計で入ったほうが良いということもあるんでしょうか?】

まとまりがなく長くなってしまい、すみません。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
施工管理や構造設計の仕事に関わりのある方!!
どんなことでも結構ですので、お聞かせくださいm(_ _)m

A 回答 (4件)

建設業の発注者側に勤務しているものです。


現場経験をキャリアとして積んでみたいとの貴方の考えは、正解ですし、技術者として本当に必要な事です。
学生の方で、ここまで理解している人は少ない。
しかし、建設業に女性の方の進出は進んでいるものの、まだまだ男社会の風潮が強いのは本当です。
現在、職人さんの高年齢化が進む中で、若く経験の浅い女性の施工管理員が、指導するのは実際難しいでしょう。

【やりたいという強い思いがあればできるものだと思いますか?】
施工管理員を派遣する会社に入社し、いきなり現場に出るのは難しいと思います。
施工管理員の派遣形態も建築か土木かにより多少違いますが、施工管理員専門職として新人で現場に出るのは、無理でしょう。
いきなり現場に出ても、指導出来ません。

【施工管理以外で現場を経験できる職種はあるのでしょうか?】
国家公務員、地方公務員、特殊法人の、建設系技術職として入社すると、調査・計画・設計・発注・施工管理・品質管理・安全指導・予算管理と全てを経験出来ます。
参考までに、私は現在の職務として主に橋梁の設計をしています。設計を行いながらも、長期建設計画の策定、予算管理、積算、発注、現場指導等々をしています。現場の担当者をしていた時は、土工工事、トンネル工事、橋梁下部工工事の施工管理も行ってました。

【最初から構造設計で入ったほうが良いということもあるんでしょうか?】
施工管理員を発注者側に派遣しているコンサルタント会社(設計会社)に入社した場合は、最初は設計職としてキャリアを積み、途中で現場に出る事もあるでしょう。実際、世の中の施工管理さんは、転職組か、知識とキャリアを積んでから現場に出ています。社会人一年目から現場に出るのは、建設会社の現場担当か、発注者側の現場担当だけです。
建設会社の現場担当者と施工管理員は、ちょっとニュアンス(仕事内容)が違います。

貴方の意向を考えると、国家公務員か建設系特殊法人に入社した方が望みは叶いそうですね。県庁や市町村だと、仕事が小さいか、公共事業自体が抑制中です。公務員試験は、申込の締切りが迫っているはずです。とりあえず、出願してみたら如何ですか?
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

やはり「現在、職人さんの高年齢化が進む中で、若く経験の浅い女性の施工管理員が、指導するのは実際難しいでしょう。」ということですよね・・・(;_;)
私はインターンシップ制度を利用して市役所の建築課に行かせていただいたことがあるのですが、4年毎に部署の異動があるということで、行きたくない部署に行くのはいやなので私の中で公務員の選択肢はなくなりました。

もうひとつの建設系特殊法人とはどうゆうものでしょうか?

お礼日時:2005/04/20 21:18

施工管理、構造設計両方経験しています。


私も建築がやりたくて専門学校を卒業したものの、やはり最初に現場(施工管理の下っ端です)に入ったときは「あんた誰?」という感じで、職人のおじさんたちに「こんなことやってたら嫁にいけねえぞ~」と毎日からかわれるし…で、やはり男性に負けない知識をつけなきゃダメだ!と思いました。
そのため、就職してからも構造の勉強を続け、今は構造設計に関する部署に就いています(妊娠のため休職中ですが)。
でも、施工管理を経験したことで、今の仕事に生きていることはたくさんありますので、もし施工から構造にも行けるような会社なら、まず現場経験、というのはとてもいい経験だと思います。よく言われるのが、「作れない建物を書くヤツがいる」ということで、結局現場を知らずしては設計ができない、ということですから…
#1さんの「公務員」という路線もいろんな経験が出来る、ということでは魅力的な職場かもしれません。でも、実際に自分で図面を書く、設計するということはほとんど無いと思います(設計は殆ど委託ですから)。業者指導ということで関わることはできます。
公務員の友人の話では、小さいものは自分で設計することもある、ということですが…
でも、現場には関わっていますね。大きなものはやはり「監理委託」が入っていて、設計事務所を指導しながら、ということになりますが、小さなものは自分で現場監理ということもあるそうです。
地方公務員の建築職、というと現場以外の仕事もどうしてもやらなくてはいけないのが辛いらしいですが…

女性でもこの頃現場進出は増えてきています。「監督さん」といわれるまでになるには、かなり苦労はすると思いますが…。
もし、そういう部署に就くチャンスがあるなら、やってみてもいいんじゃないかな、と思います。ただ、今は門戸が狭いかも(私はバブルの時期の就職なので…)。

でも、諦めずにがんばってくださいね。私もたいした仕事はまだ出来てないですが、これからもがんばりたいと思います。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。
女性でありながら、私の理想とする道を進まれているということで、とても興味深く読ませていただきました。
やはり「施工から構造にも行けるような会社」に就けるようにがんばろうと思います。
就職活動を通して狭き門ということを強く感じる日々ですが…。

お礼日時:2005/04/21 09:22

NO.1の者です。


すいませんね、リアクションが遅くなりました。
【建設系特殊法人とはどうゆうものでしょうか?】
電発、鉄道建設公団、日本道路公団、首都高速道路公団、阪神高速道路公団、名古屋道路公社、北九州道路公社、住宅都市整備公団、○○県住宅供給公社等々の社会基盤整備を行っている団体です。他にも、沢山あります。しかし、特殊法人の整理・統合化の最中ですので、募集を行っているか?など情報収集が必要です。
コンサルや建設会社の他にも、上記の様な特殊法人や鉄道会社(JRや他の私鉄)、電力会社、ガス会社など、インフラ系の民間企業においても、建築職の募集はあります。少し、選択肢を広げてみては如何ですか?
建設系の職務につく限り、公務員でなくても転勤は覚悟が必要と思いますよ。現場だけとか設計だけとか、思いつめるならコンサルタント会社の方が良いかもしれませんね。
しかし大卒で設計職希望となると、私の書き込み時間を見ても判るように、仕事はハードですよ。相当の覚悟が必要です。
NO.2の方が書かれている通り、発注者側だと、自らCADを用いたり、構造計算を行ったり、非線形動的解析を行ったりする事はありません。設計を業務委託し、コンサルタント会社と設計打合せを行いながら業務を進めます。これも、それなりに充実感は感じられます。また建築職は、キャリアを積んで資格を取って、転職する人も多いですよ。
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ゼネコン勤務経験者です。

内勤・外勤(施工管理)とも経験しています。

質問者はおそらく土木でなく建築の人と思いますので、それを前提として回答します(土木の場合かなり状況が変わります)。

構造設計をする会社は大きく分けて3つに分かれると思います。
1つは構造設計専門の事務所、もう1つは総合設計事務所、そしてゼネコンの設計部です。

私の場合ゼネコンサイドから見た回答となります。

>【やりたいという強い思いがあればできるものだと思いますか?】

思いがあってもチャンスがなければできないと思います。特に施工部門から設計部門に行くのは難しいです。希望をしてもなかなか行けるチャンスは与えられません。逆は希望すれば結構かなえられますが。


>【施工管理以外で現場を経験できる職種はあるのでしょうか?】

建設会社にとっては施工部門は最も大事な部署で、内勤の技術者でも現場を知っておく必要があります。
そのためゼネコンによっては、最初の数年または入社して数年後に数年現場を経験させる制度をとっている会社があります(例えば、大手のT工務店は全員1つの寮に入れて現場に配属させていました)。
そのような会社ならば、本来の配属先に係わらず現場の経験は積めます。
ただし、このような情報はあまり出てきませんし、最近はシステムを変える会社も多いので、先輩などから最近の情報を仕入れる必要があります。

また、構造設計部でなく、内勤でも技術部という部署は現場を支援する部門であり、足場計画・施工計画・施工図支援など現場と密接した業務を行っており、直接現場に出なくても、結構施工に関する技術に触れることはできます(本当の現場の泥臭いところは触れられませんが)。


>【最初から構造設計で入ったほうが良いということもあるんでしょうか?】

ゼネコンに関して言えば、最近は女性構造設計者の他、現場勤務者も珍しくなくなっています。
しかし、施工部門・構造設計部門間を移動した女性技術者は身近にはおりません。
男性に限って言えば、構造設計部から施工部門に移った人なら多くいますが、それと逆に施工部門で採用になった人は、そのままのことが多かったです。

設計事務所の場合施工部門は持っていませんので、同じ会社で移動することはないと思いますが、構造設計者の場合、監理で現場に出向くことはよくあります。

ゼネコンの場合も同様で、その上、強く希望すれば現場経験を積ませてもらえることはあると思います。

以上のような状況から、現場経験を積ますようなシステムをとっているゼネコンに、構造設計で採用して頂くというのが、希望に近い状態にあると思いますがどうでしょうか?(但し施工部門で採用される以上にかなり難関と思います)
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