
ChatGPTに、我が闘争は当時のドイツ人に読まれていたか?と聞いたら、1926年頃に出た本で、ヒトラーの反ユダヤ人主義、人種差別主義的な内容だったが、広くドイツ国内で読まれていたと回答が付きました。私は、ヒトラーの台頭は次のように思ってました。
1.世界恐慌の後の、ソ連の独り勝ち。
2.民主主義と社会主義のどちらが良いかドイツ国内世論が分かれる。
3.選挙で勝ったナチス党が国会議事堂に放火し、それを共産党のせいにする。
4.しれっと、ヒトラーが一党独裁の法案を出し、それが通ってしまう。
5.ヒトラーが隠していた、反ユダヤ主義、再軍備を突き進め、第二次世界大戦。
しかしChatGPTの答えが真実なら、選挙前からドイツ人は、ヒトラーの反ユダヤ人主義や人種差別的主義を知ったうえで、それでもナチス党に投票したってことじゃないでしょうか?
No.2ベストアンサー
- 回答日時:
ドイツ人は、第一次世界大戦でドイツが敗北したのは、ユダヤ人金融家がドイツ軍敗北と観て資金を引き上げたことにあると確信し、さらに敗戦後のハイパーインフレにドイツ人が困窮していた最中のどさくさに、金融知識に長けたユダヤ人がドイツ人から資産を奪っていった。
そう信じていた。ヒトラーはそのような国民感情を利用して、ユダヤ人を強制収容所に押し込めて奪われあた資産を取り戻すとともに、戦勝国に制限されていた軍備を拡張して奪われた領土も取り戻す。それでドイツ帝国を再建して第三帝国を樹立する。
そのようにドイツ国民に訴えて選挙に勝利したわけです。
当然、ドイツ国民は、選挙前からヒトラーの反ユダヤ人主義や人種差別的主義を知ったうえで、再軍備で帝国の威信を取り戻してくれると信じてナチス党に投票したってことです。
ちなみに5項目挙げた1番目の「世界恐慌の後の、ソ連の独り勝ち」ですが、ウクライナ戦争の勃発で有名になりましたが、ソ連は世界恐慌を乗り切るためにウクライナから農地や家畜、種まき用も含めた穀物などの食料を大量に奪い取り、数百万人のウクライナ人が餓死したという大事件(ホロドモール)によってソ連の独り勝ちが達成されたと考えられています。共産主義的計画経済が独り勝ちの理由ではなさそうです。
No.3
- 回答日時:
主義主張・理論武装では民衆の空腹は満たされません、パンを食べないと
空腹は満たされません。
第一次世界大戦の敗戦で負うた莫大な負債からオリンピックを開催
するまでに短期間で経済復興させたのがパンなのです。
ラジオを無料配布、国産車(フォルクスワーゲン)を生産、病院、学校
を建築しました。
これらは、外国資本の導入で資金の調達をしました。
「赤軍(ソ連)」の波が来る、赤化しては、富裕層の皆さんは大変な
事になるでしょう、我がドイツが赤軍の波の防波堤になりましょう、
つきましては、多額の戦争負債があるので、防波堤を作る為の投資
をお願いします、投資された資金で見事に経済復興しました。
古いニュース映像に米国のフォード社の社長がドイツの最上級の
勲章を授与して喜んでいる姿があります。
空腹が満たされた民衆の前では主義主張は、何処かに飛んじゃいます、
もろ手を挙げて熱狂的に指示します、かくて、大統領と首相の国の
二つの権力を得て「総統」になったのです。
アドルフ・ヒトラーは行政官としても超一流だったのです。
No.1
- 回答日時:
反ユダヤ主義やベルサイユ条約を破棄しての再軍備はズッーと唱えていましたよ。
前者は社会に不満を持ち陰謀論にハマりやすい現在で言うところのネトウヨ層の支持を集め、後者は元軍人や保守層の支持を集めました。
で、選挙に勝つと「ユダヤ人って何?」という壁にぶち当たりました。それまでは漠然と「ユダヤ人が!」と言っていましたが政権をとってユダヤ人を排除するとなるとユダヤ人の定義をしなければならなくなり、党内で喧々諤々の議論が行われた結果、ヒトラーは軍や産業界に配慮してかなり緩いユダヤ人の定義を行いました。これがニュルンベルク法です。
しかし、これでもナチ党員や熱心な支持者の中にもユダヤ人に区分されてしまう人が現れてしまうという喜劇が発生しました。
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