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企業決算短信について教えてください。

PER(株価収益率)がわりと低く(10倍以下)、
PBR(株価純資産倍率)がまあ高い(1.5倍以上)と、
どういう考察できるのでしょうか?
年間配当金は上がっています。

A 回答 (2件)

・個別企業の場合は具体的に個々の決算短信、有価証券報告書、これまでの業績推移等を総合的に見ていくということになりますので、PER、PBRだけからの考察というのが意味が薄いです。



・一般的な意味は既に回答していくれているとおりかと思います。
一般的にはPERが低い企業は割安ということになります。業種によっても高いPERが許容されるところと、万年低PERのところがあります。不動産とか商社などは従来は低PERでした。
特定の年だけ大きくPERが変化している場合は特益、特損等なにか個別の事情がある場合もありますので留意が必要です。

・PBRも基本的には同様で低いほど割安ということになりますが、ここはその資産の中身、内容がなんなのかによっても意味が異なってきますので、その内訳等を有価証券報告書等で確認し理解しておくのがよいでしょう。

・配当もついても配当性向等の方針があるはずで、それに沿った対応になっているかと思います。

・推察するに、ますここは低PERの業界ですが、業績そのものはそこそこ堅調に推移しているのではないでしょうか。

・売上、営業利益、EPSの経年での変化等も合わせて見ると概観的な理解が深まるかと思います。
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この回答へのお礼

助かりました

ありがとうございます。色々な切り口で考察しないといけないのですね。ありがとうございました。

お礼日時:2023/05/17 06:01

●【PER(株価収益率)について】


PERとは、「Price Earnings Ratio」の略で、「株価収益率」のことです。
株価がEPS(1株当たり純利益)の何倍の価値になっているかを示したものです。
現在の株価が、その企業の利益と比べて、割高か割安かを判断するのに使われる指標です。
具体的には、PERは、【株価÷EPS】で算出します。

なお、一般的にPERの数字が大きいほどその株は割高、小さいほど割安と判断されます。
このため、同業他社同士のPERを比べることで、業界の中で割安な株を探したり、同じ企業の過去の実績PERと将来の予想PERを比較することで、今の株価が割安なのかどうかを測ったりすることに役立てられたりしています。


●【PBR(株価純資産倍率)について】
PBRとは、【Price Book-value Ratio】の略語で、日本語で言えば株価純資産倍率のことです。
すなわち、株価がBPS(1株当たり純資産)に対して何倍まで買われているかを示したものです。
PER(株価収益率)と並び、株価が割安か割高かを判断する重要な指標な1つです。

具体的には、【株価÷BPS】で算出します。
例えば、株価が1000円、BPSが800円であった場合、

・PBR=1000円(株価)÷800円(BPS)=1.25倍
となります。

同じように時価総額を純資産で割っても同じように算出できます。
例えば、時価総額が100億円、純資産が80億円の場合、
100億円÷80億円=1.25倍となります。

この場合、【当該企業の保有している純資産に対し、25%割高な水準まで株価が買われている】ということになります。


●まとめ
以上を踏まえると、当該企業は、株価に比し、
【比較的収益性が高く】、一方で、【資産規模が比較的小さい】ということが考えられます。
なので、収益がそれなりに上がっているので、年間配当金が毎年増額されているものと考えられます。

ちなみに、わたくしの場合、両指標のうち、どちらかといえばPERの方を重視しておりますので、上記質問文にあるような企業であれば、さらにチャートで過去の株価の推移を見た上で買うかどうかを検討することにするでしょうね。
以上、多少なりともご参考になれば幸いです。


●参考サイト
https://www.sc.mufg.jp/learn/terms/p/260.html
https://allabout.co.jp/gm/gc/475624/
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この回答へのお礼

ありがとう

回答ありがとうございます。

お礼日時:2023/05/15 06:13

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