プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

世界史の教科書に、「鄭氏はオランダと結んで日中交易を営んだ」とあったのですが、これはどういうことですか?

A 回答 (2件)

台湾がオランダの植民地だった時代のことでしょうか。


鄭成功の父親の鄭芝龍は、中国福建地方を地盤に、台湾そして日本の平戸島を拠点に活動した中国人倭寇の流れを汲んだ人物。鄭成功は平戸島で日本人女性との間に生まれた子供だ。

彼が、参加していた大商船団の首領となると台湾を本拠に移したが、台湾がオランダ東インド会社に制圧されると、中国本土に本拠を移し、福健地方での最大級の武装商団となり、オランダ東インド会社との貿易を通じて莫大な富を築き上げている。

「鄭氏はオランダと結んで日中交易を営んだ」というのは、その時代のことを言っているのではないだろうか。
    • good
    • 2
この回答へのお礼

ありがとうございます!

お礼日時:2023/07/29 11:13

世界史は専攻していなかったので詳しくは無いのだが



明朝末期の混乱と満州族(後の清朝勢力)の伸張に対抗する漢民族系の鄭成功に代表される鄭氏一族が厦門や台湾に拠点を築いていった

この際オランダ東インド会社の拠点を攻撃しオランダ勢力を駆逐しているはずなので”オランダと結んで”という部分と矛盾するような気もするが・・・

満州族(清朝)は、海運や貿易に関して関心が低かった一方で鄭氏勢力は影響力を維持する方法の一つとして海運・貿易による経済力が必要だった

一方で日本(江戸幕府)としては、中国の統治者が変転する中で明朝の系譜を継ぐとされる鄭氏を交易相手して認識していた様子
※清朝は交易とか検討してないのもあるし

という様子です
ココにオランダがどう絡むのか?そこは良くわからない
    • good
    • 1
この回答へのお礼

ありがとうございます!

お礼日時:2023/07/29 11:12

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!