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東條英機は戦争を避ける努力を、どの程度やったんでしょうか?

A 回答 (2件)

昭和天皇から対米和平に力を尽くせという訓話を直接受けたからには、天皇を絶対視する東條は懸命に努力したことは間違いない。


しかし、彼の思考は硬直しており、一切の撤兵を拒否し続けるなど柔軟性の欠片もない。
こうした硬直的な人物が首相では、米国との和平と一切の撤兵はあり得ないという態度が完全に矛盾していることに気付くはずもなく、実際に東條は気付く気配さえなかった。

東條は、開戦が決まると、皇居に向かって号泣しながら天皇に詫びたという逸話が残っているが、本当に天皇を絶対視していたのなら、その場で切腹して詫びたはずだろう。

要するに、そもそも首相として対米外交を仕切る力なんてゼロだった。
「下手の考え休むに似たり」という言葉があるが、東条の努力とは「教条バカの努力は休むに似たり」ということになるのだろうか。
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この回答へのお礼

大変詳しく教えていただき、お二方とも、ありがとうございました!

お礼日時:2023/08/07 22:56

東條は戦争回避の目的で首相に天皇から任命されたことは史実。



しかし、軍部たけでなく国民を先導する朝日新聞含むメディアも
開戦一択の環境でした。
外務省も戦争回避への交渉も御座なりでした。

東條は、事務方で情報通であり、開戦すれば日本は敗北すること。
その後の国民の負担も判っていた。

しかし、誰も彼に協力する者はいなく、孤立していた。
国民全てが開戦を求める時勢でもあり、その結果である。

ある意味、国民を上手く誑し込むことが出来ない無能である。
誠実で知能と分析力が高くても、人は感情で動くことを理解し
利用出来ないダメな指導者でした。
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