最近中国の経済が傾きつつあると言われます、中国が破綻したら私達が所有する財産の価値も下がりますか？

といいますのもこの2年ぐらいで様々な物価が上がりました。
今私は大したことはないですが腕時計や楽器、ゲームスキンなどを所有しており最近大幅に価格が上がりました。
中国の経済が傾くと贅沢品を爆買い等していた人達も中にはお金に困って価値のある財産であれば生きるために手放さなければならない状況にもなってくると思います。
海外の不動産、腕時計、ゲームの高額スキン等のNFT、ポケモンカードその他金融資産などは中国のお金持ちが買い込んでそれにより相場が高騰している側面があると思います。

こういった財産を中国人が手放すとやっぱりその価値は下がってしまうでしょうか？
それらの物を今まで買いたかった人には好都合ですが所有している人にとっては今までより安い物に成り下がってしまいます。

これは私の考えですが中国が破綻したぐらいでは今のような財産が価値が下がるような心配は無いですか？

No.3 回答者： のなつぺ 回答日時： 2023/08/11 16:30

現在の中国は経済状況が悪いと言われています。

指数でみると確かに言えることでもありますが、国土が広く人口が14億人という中でそれに伴うマーケットがありますので、成長する分野と既に成長が止まった分野があります。
かつて日本が高度成長期を迎えた時に東京都の地価で全米の土地が買えるなんて言われた時期がありましたが、当時の価格で500万円を超える日産の「シーマ」という高級車が飛ぶように売れる「シーマ現象」もこの時期です。
このころに各メーカーが北米に進出しましたが、米国市場からすれば所詮日本車という感覚で、欧米の自動車市場からすれば‟廉価車”と評価されていました。
日本は限られた資源で、海外輸出や輸入による依存をしないと経済がなりたないので、海外で儲けて日本で生活するという形があります。
今、経済レベルでは日本は中国に抜かれていますが、対外純資産では世界一でその資産は増え続けています。
すなわち、バブル崩壊で経済崩壊し、2000年ごろからお金を蓄える傾向が見られ、企業一つ見ても、上場大手は内部留保を蓄え、必要のない店舗や社員はリストラにより経営の健全化を図るという傾向が見られ、これは富裕層全体にも見られます。
モノの値段が上がったり下がったりするのは、マーケットの需給により影響し、ニーズがあれば物の価格は上がり、ニーズが無ければ物が安くなるという単純な理論です。
私の友人に中国人富裕層がおりますが、彼らはかつて得たもので必要のないものはどんどんと処分して、さらに値打ちのあるものを求めています。
それが海外不動産でも、日本の金融商品でも・・。

時代はどんどん変わってゆきますが、成長する国や人はその変化に注目します。
中国も日本も一緒です。

中国では海外企業の中国内での資本投下が激しく、中国が依然として大きなマーケットであることを考えると破綻の可能性は低いと思います。

No.2 回答者： fusiminohikaru 回答日時： 2023/08/10 20:11

・価値と価格は違います。

価値はそのものとかサービスの本質的な意味というような意味合いが強く、価格はついている値段です。

またその値段の基準となる通貨そのものの価格も変動します。インフレになれば価格は上昇してもそれで得られる物やサービスの質や量は低下したりします。

ここを混同しない。

・価格は需給で決まります。

・中国の景気後退云々がどこまでご指摘のようなものの需給の変化の要因になるかはわかりません。

基本的には希少性が高いものは少々供給が増加してもそれを上回る需要もあり、逆にそれほど希少性が高くないものの供給が大きく増加すれば価格はそれにつれて大きく値下がりすると考えるのが妥当かと思います。

・中国の景気後退はよく言われるところですが、「破綻」というような話は聞きません。ここは全く意味は異なります。

・また、大雑把に「財産」ということでなく、それが具体的にどのようなものなにかによって価格変動のあり方は大きく違うでしょう。

No.1 回答者： ひろすぃ 回答日時： 2023/08/10 19:42

「所有物」に対する価値、値段というのは、「それが欲しいと言う人が居て、その人がそのために、いくらお金を出すか」で決まるんで、価値がどうなるかは確定的には言えません。

手放したいと言ったタイミングで希少性が評価されて値上がりするものもあれば、一斉に手放したい人が現れて希少性が減ってたたき売りされるものもあります。

中国で現在起きている問題は、一時期景気良く富裕層がお金を持て余していたときに、マンション/ビルを立てる計画を立てて建築前に部屋を売り、売れてから建築を始めるというのを乱発させたことで、建築途中で計画変更で費用がかさんだり、物価が上昇したりして、建築に関わる企業が軒並み倒産して、計画そのものが頓挫して、完成前の廃墟ビルが出来ている。
まさにバブル崩壊の様相です。
また中国は日本のように技術で売るようなことが実現出来ておらず、未だに安い人材で人海戦術なので事態は日本のバブル崩壊より悪い事態を招くことが予想されています。