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宗教は人類の進歩を妨げます。キリスト教会が中世に西ヨーロッパを支配していたとき、科学的な発明や発見は妨げられました。

反論待ってます。

A 回答 (10件)

順不同ですが、



① 宗教が人間の精神性を高めたという下りがありますが、精神性とは?
  そして、宗教の何によってその精神性が高まったのですか?

No.7の方の回答中の「逆に宗教は人間の精神性を高め、芸術にも貢献しているではありませんか」についてでしょうか。
しばしば、次のようなことが言われます。
  ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
スポーツでいわれる精神力は、大きく分けて5つの要素から成り立っている。精神の安定・集中、競技意欲、自信、作戦能力、協調性の5つである。一つ目の要素は精神の安定・集中である。この精神の安定・集中は、自己コントロール能力、リラックス能力、集中力の3つで構成される。
  ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
宗教で信仰しているときはそれに精神・思考・感情・身体活動を集中させ、散漫にならないようにさせることが多く、多くの宗教は人にこの集中力の涵養を求め、それに成功することが多いです。狩猟や格闘、芸術活動、スポーツや勉強など多くのことでも似たことは可能ですが、宗教も同様の効果をもたらします。また不安を鎮め落ち着かせ安心させる効果も宗教で実現することは多いです。さらに宗教は純個人的なことではなくて、社会集団で似た駆動や体験を共有することを重要なものとしていることが多く、同教との協調や協力行動も重視するようになります。

② 原子爆弾で失われた命と、科学の進歩により救われた命、はたしてどちらが多いのでしょうか?

原子爆弾2発の直後と100年間を合計しても関係性が高いと見なせるのは、100万人を超えることはないでしょう。 第二次世界大戦の死者は8000万人を超えるという話しもあります。 19世紀以降の戦争は科学進歩の成果でやっていると考えれば、原子爆弾以外による科学進歩の成果で死んだものが圧倒的に多いでしょう。 「科学の進歩により救われた命」というのは数でカウントするのが難しいです。一人で4回、5回と命を救われた人も、危うく命を失いそうになったことも7,8回はあるのかもしれません。 
なお、地球上の人口はものすごく増えています。科学技術の進歩も食糧や環境の状況を大きく変えて、その結果、大量の人口増や寿命の延長が出来たというのは確かでしょう。命を延ばし、多くの命を養えるようにしたのに科学技術の進歩は必要だったでしょう。 なお、人間が互いに戦いあうことが減っているように思います(確実なことはわかりません。紀元前4世紀、3世紀、7世紀、12世紀、17世紀、20世紀で、どの時期が[100年間の戦い延べ参加者/全延べ人口]が高そうか推定方法さえない)、ですが、単一攻撃行動での殺傷ということでみれば科学技術の進歩の成果で、圧倒的に時代が下るとすごくなっていることは確かだとも思います。

③ ガリレオ裁判もキリスト教会による科学への抑圧事例として語るのは筋違いであるという根拠は何ですか? この非常に大事な部分が省略されているのでそこに関してもう少し具体例をいただきたいです

何を求めておられるのか、理解しにくいです。 (ただ、日本語の文章がどうなっているのか、構造や指していることがわからないというだけです)
(質問が分からないので)部分部分に関して、適当に書きます。
https://medical-tribune.co.jp/news/2020/11255335 …
「優れた科学に対する医療・政治複合体よる抑圧が人命を奪う」を掲げ、英政府の医療政策を例に挙げてその責任を追求している。 ☆
多くの時代、多くの社会で、不安を生じさせるものは徹底的に嫌われるということが起きます。ごく最近でも放射性汚染物の破棄に絡んで、コロナ感染に絡んで、原発設置稼働に絡んで、科学的データや科学的検討は忌避され社会的に抑制されます。17世紀後半は中世ではなく近世あるいは近代ですが、ニュートンは造幣局に勤めてからは錬金術に没頭し(現代の科学者が“科学的”と呼ぶ類の研究は行っていない)、『二つの聖句の著しい変造に関する歴史的記述』を著すことになるものの、イングランド国教会の教義とは異なるため、弾圧を恐れて生前には発表しなかったというように、科学に関する見解は、うっかりと発表できるものではないです。今でも遺伝や形質に関して「人は、均等でも平等でもない」などの研究結果はうっかりと喧伝してはいけないという抑制はあるのです。
☆ 人間の評価に関して ☆
士農工商、王・貴族・平民・賤民、有能・無能、天才・馬鹿、近代奴隷制、白人・黒人、ユダヤ、田舎者、カッコイイ・ダサイ、健常人・障害者、富者・貧者、老いぼれ、イスラム・ブードゥー・カルト信者、前科のあるもの、信仰や宗教に関わることetc
人に関しては近現代でも、感性的社会的に明らかに別扱いするものが多種多様にあって、排除・差別・規制されることはあります。 科学的なことで中等教育を受けていても、このようなことは多いです。 西洋中世、東洋近代、中東古代、アメリカ現代でも、同じです。 
☆  抑圧に関して  https://shuchi.php.co.jp/article/7372  ☆
https://ushikubou.com/culture-america-evolution
実際の状況を知りませんが、アメリカ国内では現在も進化論を学校で教えることに強い反対があるそうです。

科学的な検討やその検討や研究の結果を公表することに対して抑圧的であるのは、どこでも、いつでもしばしばあることなので、そのいくつかを例示したとしても、「この地域のこの時代は暗黒の時代である」という論拠になどなりません。

④ 中世西ヨーロッパを暗黒時代と見る立場は既に退けられているという根拠と、その下になる代表的な主張を教えていただけませんか?

「暗黒時代」と見做す判断基準のようなものがそもそもないか、とてもあやふやなイメージによる断言でしかないのです。
逆に、「中世ヨーロッパは暗黒時代」「日本近世は暗黒時代でない」「中国古代は暗黒時代でない」「近世ヨーロッパは暗黒時代でない」「アメリカで飲用アルコールの醸造、販売、運搬、輸入、輸出が禁止された時代は暗黒時代でない」を述べるときの「暗黒時代」とは何かを考えるとイイでしょう。


中世ヨーロッパというのは、歴史的にみれば、ヨーロッパ地域で人々の生活が発展し、人口が増え、各地に村や町ができ、いろいろの民族集団が作られていく、ヨーロッパ地域の文化勃興期のようなものです。 
暗黒時代というよりは、ヨーロッパ地域の黎明期といった方がふさわしいです。 たぶん、活力旺盛、いけいけドンドンのような社会状況だったでしょう。
「宗教は人類の進歩を妨げます。キリスト教会」の回答画像10
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お返事いただきありがとうございます。


ただ、私だけでなくNO.8の回答者さんにも同じ返事をしているところを見ますと、その内容は私の回答を真剣にお読みになってお考えになったものではないと受け取ってよろしいでしょうか?

「肝心なところで抽象的な表現が多かった」というあなたの言葉が私の感想の正しさを裏付けています。私の回答の文章よりもあなたの質問の文章の方が明らかに短いのに、「抽象的だ」と文句を付ける資格があなたにありますか?ありませんよね。もしあると仰るなら、私の文章の一体どこに「抽象的な表現」が見られるのでしょうか。ご指摘ください。もしあなたが「抽象的」という言葉の意味も知らずに使ったのなら、反省してください。詳細が知りたかったのならそう言えば良いだけのことです。自分の文章を棚に上げて他人の文章の書き方を批評しないでください。

以上の事柄についてきちんと弁えていただけることを条件として、ご質問にお答えします。

まず、「中世ヨーロッパを暗黒時代と見る立場は既に退けられているという根拠」ですが、あなたがこのテーマに関してきちんとした本を読んでいるなら、改めて根拠を求めなくても承知しているはずですし、もし知らないなら学んでくださいとしか言いようがありません。
私としては、「まだこんな黴の生えた古臭い説を信じ込んでいる人がいるのか」と驚きを感じたのが正直なところです。私に言わせれば、むしろ偏見に満ちた謬説を持ち出すあなたの方に立証責任があるはずです。
ただ、恐らくあなたはネットで得られる胡散臭い知識に頼ることしかできない段階の少年なのでしょうから、あなたを責めるのは酷というものです。あなたは適切な教育を受けられなかったために、誤った情報を正しく捨て去る方法を知らないのです。でも大丈夫です。そのような発達途上のあなたでも読んで理解できる本があります。

『中世ヨーロッパ:ファクトとフィクション』ウィンストン・ブラック著/大貫俊夫監修/内川勇太・成川岳大・仲田公輔他訳/平凡社2021年

まずこれを読んで勉強してください。

また、少し難解ですが、科学史に関する正しい理解を得たいなら、以下の本をお勧めします。

『中世における科学の位置づけ その宗教的、制度的、知的背景』
エドワード・グラント著/小林剛訳/知泉書館2007年

次に、「ガリレオ裁判もキリスト教会による科学への抑圧事例として語るのは筋違いであるという根拠」も、もしあなたがそれを真剣に探そうとしているなら、すぐにも見つかるはずだと私は思います。しかし、あなたの頭が宗教や教会に対する憎悪で支配され、正常な判断力を失っている状態であれば、難しいかもしれませんので、以下の本を紹介しておきます。

『ガリレオ裁判―400年後の真実』田中一郎著/岩波書店2015年

取り敢えずこれを読んでください。

それから、東工大名誉教授の阿部正紀先生の書かれたコラムの画像を添付しておきます。キリスト教系のWebジャーナルに連載されたものですので、あなたにとっては不愉快な内容かもしれません。真実を知る勇気がないなら見なくても構いません。どうぞご自由に。

あなたは「原子爆弾で失われた命と、科学の進歩により救われた命、はたしてどちらが多いのでしょうか」と質問していますが、命の問題を数の問題に還元してしまう自分の感性を恥じた方がいいと思いますよ。

確かに、昔ならあっさり死んでいたであろう人の命が、科学の進歩によって救われたことはたくさんあるでしょう。しかし問題は、そのことによって人間は幸せになったかどうかなのです。感染症で子どもがすぐに命を落とすような「遅れた」社会であっても、幸福に生きることはできますし、実際にあなたの知らない幸せを知っている人たちは存在するのです。私はそのことについてあなたに尋ねました。そこから逃げないでください。きちんと向き合ってください。そして、原爆で惨たらしく人間を殺すことのできる人間性の荒廃の問題は、科学の進歩による恩恵によって相殺できるようなものではなく、まして解決することなど到底できません。その残酷な現実から目を逸らしてはなりません。人間の悪の問題はなお私たちの前にあります。

そして最後に「宗教が人間の精神性を高めた」という話ですが、宗教嫌いのあなたにとっては許しがたい発言でしょうね。でも実際、宗教は神という高次の存在からの語りかけを通して私たちを自己中心主義から解放しているではありませんか。世界中の健全な宗教は皆、肯定的な自己否定と自己犠牲を教えています。すなわち、他者のために尽くし、時には命すらも与ようとする愛の尊さを教えています。その愛は神の愛に倣う愛であり、自分に利益をもたらす相手だけを愛する身勝手な愛ではなく、博愛主義に基づく愛であり、人類愛です。宗教は自分を傷つける相手でさえ愛する愛敵を教えます。それどころか、生きとし生ける者を愛し、全ての生命を尊び、豊かな時も貧しい時も感謝し、順境の時も逆境の時も喜ぶことができる、本当に健やかな心を育ててくれます。もしあなたがそれらの恵みを否定し、「宗教が人間の精神性を高める」という事実を受け入れないなら、私はその精神性を軽蔑します。
念のために釘を刺しておきますが、「キリスト教の信者は●●しているから精神性は高くない」とか「〇〇していないから精神性は低い」などと言う屁理屈を並べるのは止めてください。神を信じているふりをしているが実は信じていない人の悪行の問題があることは否定しませんが、その点について信じてもいない人から非難される筋合いはありません。そして、私が主張しているのは信じることにより精神性が高められるということであって、精神性の低い人(要するに俗悪な人、目に見えるものしか信じられず、「愛」や「希望」といった「抽象的な」ものを嫌う人)がいるならば、ますます宗教の役割は重要であると言わざるを得ません。

反論待っています(あなたにそれができればの話ですが)。
「宗教は人類の進歩を妨げます。キリスト教会」の回答画像9
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あいわいさんは、ここでなにをされているのですか。


https://oshiete.goo.ne.jp/qa/13608374.html
アルバイト収入期待とか、ここでの投稿を盛んにするとかの役目を負わされてとかの事情でもあるのでしょうか。 囃し立てるのが好きで、暇潰しでもされているのでしょうか。
反論など待つという姿勢がよく分からないですが、自分が正当であるような自尊心で威張っているのでしょうか。 そうであるのならば、ネット上だけでも検索して、「中世ヨーロッパの西暦年代と地域を調べ」「その地域での数世紀の変化を概観」してはいかがですか。 威張れるほどの見解であるかないかは、すぐに自分で分かるでしょう。
https://ch-gender.jp/wp/?page_id=4604
https://ch-gender.jp/wp/?page_id=556
高校時代の世界史の教科書など忘れてしまっておられるでしょうが、ヨーロッパのおおよその時代区分は、5世紀–10世紀「中世前期」、11世紀–13世紀「中世盛期」、14世紀–15世紀「中世後期」です。 地中海世界、東ヨーロッパ、北欧を区分して、西ヨーロッパ世界の、歴史地図のようなもので興亡変化をみてもいいです。
宗教に強い関心があるだけで、政治経済科学技術の利用には関心がないのであれば、せめてキリスト経史のようなものでも読んでください。権威主義/正統異端を問うようなことは、宗教のようなものでは「常につきまとう」ことで、西ヨーロッパ中世期のみに生じるものではないです。
自分のやっていることで恥じることがないか、自覚的に問い直してはいかがですか。
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この回答へのお礼

肝心なところで抽象的な表現が多かったので、何個か質問させていただきます。

中世西ヨーロッパを暗黒時代と見る立場は既に退けられているという根拠と、その下になる代表的な主張を教えていただけませんか?

ガリレオ裁判もキリスト教会による科学への抑圧事例として語るのは筋違いであるという根拠は何ですか?この非常に大事な部分が省略されているのでそこに関してもう少し具体例をいただきたいです

原子爆弾で失われた命と、科学の進歩により救われた命、はたしてどちらが多いのでしょうか?

宗教が人間の精神性を高めたという下りがありますが、精神性とは?そして、宗教の何によってその精神性が高まったのですか?

お礼日時:2023/10/05 12:05

反論するまでもありません。


歴史家の間では、
中世西ヨーロッパを暗黒時代と見る立場は既に退けられています。
中世にも科学の発明や発見が妨げられることはなく、学問の進歩は続いていました。これは事実です。
しかし、古代ギリシア・ローマの文化を称揚するルネッサンスが起こった時、中世を相対的に低く見る価値観が生まれました。
また、近代の人文主義が教会による社会の支配を否定したため、
前近代の社会を殊更に遅れていたと強調する傾向が生まれました。
それらが歴史研究にも影を落とし、きちんとした検証が行われないまま、謬説が独り歩きしてしまったのです。
それももう昔の話です。
今では中世の科学も適切に評価されています。
近代以降の科学の発展は、中世の間に準備されていました。
歴史も科学も知らない人たちがよく持ち出すのは、天動説と地動説の対立ですが、有名なガリレオ裁判も、キリスト教会による科学への抑圧の事例として語るのは筋違いであることが明らかになっています。
そもそも、ガリレオもコペルニクスもケプラーもニュートンもキリスト教徒なのですから、「宗教が科学を抑圧した」という主張はナンセンスです。


質問者さんは「宗教は人類の進歩を妨げます」と仰いますが、
ひょっとして、
「科学の進歩こそ人類の進歩だ」とお考えでしょうか。
そういう誤った思想は20世紀と共に消え去るべきだったと私は思います。
科学が発展した結果、人類は幸福を手に入れましたか?
原子爆弾で多くの人を殺戮したのは科学の力ではありませんか。
逆に宗教は人間の精神性を高め、芸術にも貢献しているではありませんか。
無論、宗教が人間の問題を解決できるわけではありませんが、
問題の責任を負わせるのは不当ではないでしょうか。

反論お待ちしています。
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この回答へのお礼

肝心なところで抽象的な表現が多かったので、何個か質問させていただきます。

中世西ヨーロッパを暗黒時代と見る立場は既に退けられているという根拠と、その下になる代表的な主張を教えていただけませんか?

ガリレオ裁判もキリスト教会による科学への抑圧事例として語るのは筋違いであるという根拠は何ですか?この非常に大事な部分が省略されているのでそこに関してもう少し具体例をいただきたいです

原子爆弾で失われた命と、科学の進歩により救われた命、はたしてどちらが多いのでしょうか?

宗教が人間の精神性を高めたという下りがありますが、精神性とは?そして、宗教の何によってその精神性が高まったのですか?

お礼日時:2023/10/05 12:05

両方あるんだと思います。



妨げる面と、進歩させる面が。

ノーベル物理学賞を受賞した
江崎玲於奈氏は
「神の神秘を解き明かそうとする
 狂おしいまでの情熱が
 科学を発展させた」
と、指摘しています。


紙、印刷、羅針盤、火薬は中国人が
発明したが、体系化出来なかった。

体系化したのは、一神教であった
西洋。

体系化し、学問にして
更に産業化に成功しました。

しかし、科学の発展という面から
すれば、
現代では、宗教はその役目を終えたように
思えます。
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科学的な発明や発見が妨げられたのは、はたして宗教のせいでしょうか?



有名なガリレオの話は、実は全く逆で、星々に歳差運動が観測されないという科学的事実から地動説が支持され、対してガリレオは神への信仰のみで天動説を唱えました。後に、星々の歳差運動が観測されなかったのは観測技術が未熟だったためと知られています。
医師のセンメルヴェイス・イグナーツが科学的事実から手洗いの重要性を説いた時に、聞き耳を貸さずに感染を広めまくっていたのは、宗教のせいでしょうか、それとも単に他の医師の怠慢のせいでしょうか。

おそらく勝手な思い込みですよw
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紙の製法、火薬、羅針盤、等が発明されており、妨げたとは思えないが、


女性を魔女として焼き殺したのは戴けないですが。
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「神も仏もいない」と思っている罰当たりな無神論者です。



 皮肉なことなんですが、神を信じたからこそ科学の発展があったという面はあるんですよ。コペルニクスはカトリックの神父でしたしガリレオもニュートンも熱心なキリスト教信者でした。

 彼らは自然の法則をときあかすことが神に近づくことだと考えたのです。ガリレイは、「神は『聖書』の尊いお言葉の中だけではなく、それ以上に、自然の諸効果の中に、すぐれてそのお姿を現わし給うのであります」と語っています。

 神への信仰心があったからこそ、皮肉なことに科学が発展したのですよ。

 中世ヨーロッパの暗黒時代は神の名をかりた科学抑圧の時代だったのですが、革命的な科学的発見も、神を信じたからですね。

 もちろん、今では宗教的情熱が科学の発展につながるとは思っていません。むしろ非科学、オカルト的なものがややもすると目立ちます。
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「(中世の)キリスト教が科学の発展を阻害」と言う側面はありましたが、そもそもキリスト教がなければ近代科学は生まれませんでした。

キリスト教の「神が世界を創造された」と言うのが近代科学の基本的な発想ですし、実際中世に活躍した科学者の多くはガリレオを筆頭にキリスト教側の人間でした。


cf:いわゆるガリレオ裁判を「科学VS宗教」と捉えるのは間違っていて、実際は「キリスト教内部での政治的な争い」と言うのが実情だったそうです。そもそもキリスト教では「天動説が正しい(∴地動説は間違い)」なんて全く主張しておらず、当時のキリスト教界が天動説を支持していたのは単なる解釈に過ぎません。
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宗教は科学とは一番遠いところにあるんですから相反するのは当然です。


宗教の根本は「邪魔者は消せ」ですから、とうぜん妨げられたでしょう。
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