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芳香族以外の二重結合の検出に用いられる試薬とその反応式をエチレンを例に説明しなさい。

これの説明の仕方がよくわからないです。試薬はBr2水溶液ですがどうやってエチレンを例にして説明すれば良いですか?教えてほしいです!

A 回答 (1件)

臭素水は刺激臭のある赤褐色の液体です。


もちろん、赤褐色というのは臭素の色です。

臭素水に不飽和化合物を加えると、二重結合に臭素が付加反応をすることにより、臭素水中の臭素分子が消費されてしまいます。

それ故、不飽和化合物を臭素水に入れると、臭素の赤褐色が消失し、色が消えるので投入した化合物中に不飽和結合が存在するかの判定ができるのです。

ただし、不飽和結合であっても芳香族の不飽和結合は安定で、付加反応を起こさないので、このような判定ができません。

ところで、臭素水中での臭素の付加反応は、2重結合に臭素原子が2つ付加するのではなく、1つの臭素と水酸基が付加します。
それは、付加反応の途中で生じるBr-よりもH2Oの量が圧倒的に多いからです。

よって、元々のBr2の1つが付加し、もう一つはHBrとなります。
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