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卸売物価指数(現在の企業物価指数にあたる)
を眺めていて80年代が高く90年代にかけて
徐々に低くなっていることに少し疑問を持ちました。

理由としては、

「円高による輸入物価の低下」

くらいしか思いつかなかったのですが、
他にも理由があるのでしょうか。
思い当たることがあれば教えてください。

【参照データ】
日銀公表の
http://www2.boj.or.jp/dlong/price/price1.htm#01
内にある、1995年基準の
「総平均、大類別、類別指数 / text」cdda0010.csv
を参照しました。
例えば、1984年の総平均(左から2列目)の平均は
110.4ですが、2003年は91.2になっています。

ちなみに、同期間に消費者物価指数は20%近くアップ
しています。

A 回答 (2件)

石油ショックによる狂乱物価です。


この影響がなくなるまでの対応に、大企業サイドで、2年 庶民サイドで、7年かかりました。
これを乗り切れたことで、産業の高度化が進み、
円高とあいまって、資産インフレ バブルとつながりました。
90年代はご存知のようにバブルの反動デフレによって卸売物価はマイナス傾向にあります。

この回答への補足

回答ありがとうございます。
一つも回答つかないかと思っていたので嬉しいです。

確かに82年あたりは原油価格が随分高くなっていますね。
為替だけしか思いつかなかったんですが、納得できました。

ただ、90年代~2003年くらいまで物価が下がってきた点については、

・為替
・原油価格の下降
・企業が輸入を促進
 (3つ目はユニクロ(服)、ニトリ(家具)などが海外で
  生産して安く輸入してた、というような事例から言っている
  だけで数値の裏づけがあるわけではないです)

あたりで説明する方が納得感があるのですがいかがでしょう。

デフレって言葉にマスコミはこぞって飛びつきましたが、
消費者物価指数をみても95年までは上昇し続けてますし
(↑前年比の数値)
「バブル前後は資産価格の異常な高騰&急下降が大きな問題となった
のであって、バブルを物価に結びつけるのは間違い」
という意見でいるのですが。

絡むつもりはないのですが、新たな解釈を聞けるかもしれない、
という期待感から後半も書いてみました。

議論する場でないことは重々承知してますので、
もしよろしければ是非^^

補足日時:2005/05/11 21:34
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1です。

株価を見てください
下がり続けていますが 95年はまだ高かったですよね。このことはデフレ化の以前だったことをあらわします。
アメリカとの通商摩擦が激化した年でした。クリントン政権の中国重視 日本無視政策です。

円高にも大きく振れました。
対抗策として 製造業が中国へと流れました。
これが内需 雇用を冷やし、安い中国製品が大量に入りやすくなり、倒産さらなるデフレ へとつながったのです。

景気対策も毎年やりましたが日銀のゼロ金利政策が一番効果を表したのではないでしょうか?

つまり、一番金融資産を持っているお年寄りに金利をつけない政策です。

最低でも2%得るべき利息が0となれば、一切物を買いませんよね。
旅行も行きません。生活物資+公共料金オンリー
あとはつめに火をともして墓場までという考えになります。

日銀は企業を助けたつもりですが 年金が頼りのお年よりは切り捨てられました。

安いものを少しだけという風に生活態度が変わりました。

深刻なデフレ現象です。

投機による資産インフレは起きるでしょうね。
でも可処分所得は一貫して減少していますから
デフレは長いでしょうね。

おそらく50~200年はと見ています。
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この回答へのお礼

今現在のデフレ状態が続くかどうかは
微妙なんでしょうねぇ。
年金について今後数年でまた動きがあるんでしょうが、
それの影響も受けるんでしょうね。

とにかく、2回も丁寧な回答をいただき
ありがとうございました。

お礼日時:2005/05/23 02:08

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