
エネルギー管理士の熱利用設備勉強しています。問18の乾燥装置まとめました。
でもどんな装置なのか絵が浮かびません。検索しましたが、動的な動きがわかりませんでした。yourubeで検索しましたが、違いがはっきりするようなものなどありませんでした。なんか洗濯機のドラムがでてきました。回転乾燥機とドラム乾燥機って違いあるんですか?かき揚げ板とかナイフエッジとかどんなものか実物みたことないからわかりません。具体的にこの装置のどの部品がどういう風に動いて乾燥するかおしえてもらえますか?言葉遊びの違いで名前の区別してるだけです。ぜんぜんわかりません。焼却炉の脱水装置?水分を圧搾してしぼりとる装置はかくはん乾燥機なんだろうか・・
□乾燥装置種類2022年問18(2)4) 2020問18(2)1)2)
熱風受熱式、伝導受熱式、電磁波エネルギー照射方式、がある。
〇熱風受熱式:
熱風を直接乾燥機に送り込む。非加熱物と熱風を接触させて,乾燥させる装置。
熱風の持ち出し顕熱が多い→熱効率悪い。箱型乾燥機では20〜40%と低い。
持ち出し顕熱とは、外へ逃げてく熱の事か?
省エネ対策は、前工程で、機械的脱水=ろ過・圧搾・遠心脱水を行う。2022年問18(2)4)
排出熱風を循環させる。
熱風の持ち出し顕熱を減らす。乾燥効率を維持できる範囲で熱風の量を減らす方法や熱風の温度を低くする方法がある。2020問18(1) 2)
・熱風受熱式の種類:気流乾燥機、噴霧乾燥機、回転乾燥機、流動層乾燥機2020問18(2)1)2)
箱型乾燥装、バンド乾燥装置2023問18(2)2)
・気流乾燥機:垂直管内の高温気流中に粉粒体材料を供給し、熱風とともに浮遊移動させる間に乾燥させるもの
・噴霧乾燥機:液体原料を加熱気流中に噴霧し落下するまでの間に粉末状の製品を得る物
スラリ状やペースト状の液体原料を加熱気流中に使給して微粒化し、落下するまでの間に
粉末状の製品を得る方式を噴霧乾燥装置という。2023問18(2)1)
・回転乾燥機:2021年問18(2)2)
かき揚げ板を持つ傾斜ドラムの中で熱風と接触乾燥させるものである。
内部にかき上げ板を備えた傾斜回転円筒の構成。この中に被乾燥材料を入れる。熱風と接触させながら乾燥させる。材料の移動に対する流れ方向から、交流型、並流型、直行型がある。
攪拌、混合する事で、材料がほぐれ、ムラなく均一な乾燥になる。
運転が安定で、水分の少ない肥料や石灰石の粉粒体を連続乾燥に向く。
・流動層乾燥機:多孔板流動層の下部から熱風を送り込むもの 2020問18(2)
・箱型乾燥装置:通風の方法として平行流と通気流があり、トレイ、金網あるいは多孔板上に乾燥材料を載せ、熱風で乾燥させるバッチ式の方式 2023問18(2)2)
※バッチ式とは、起動・給液・脱液・排出・停止までの工程を1サイクルとして繰り返す方式
・バンド乾燥装置:水平に移動する金製又は多孔板上に材料を供給し、熱風と接触させて連続的に処理する方式 2023問18(2)3)
〇伝導受熱式:
熱が金属壁を経由して伝わる。
他の物体からの伝導によって加熱乾燥させる装置
・伝導受熱式の種類:ドラム乾燥機、溝形攪拌乾燥機、真空乾燥機、凍結乾燥装置
・ドラム乾燥機:ドラム外表面に被加熱物を塗布するとともに、ドラム内部に蒸気を通して間接加熱するもの、、なにそれ、、?
液体又はペースト状の乾燥材料を回転する円筒表面に薄膜状に塗布し、円筒内部に蒸気を入れて円筒壁を介して加熱乾燥させ、乾燥物をナイフエッジでかきとる方式2023問18(2)4)
・溝型攪拌乾燥機:2021年問18(2)2)
伝熱加熱面と攪拌翼で、被加熱物を攪拌しながら乾燥させるもの 2020問18(2)1)2)
攪拌翼(パドルとよぶ)とジャケットに蒸気など加熱媒体を流す。
攪拌し加熱し乾燥する。攪拌翼自体が伝熱面として構成→体積当たり伝熱面積大きい→所用風量少ない→排気処理簡単かつ熱効率高い
・真空乾燥機:真空容器内で材料を加熱乾燥させるもの2020問18(2)1)2)
・真空乾燥機の凍結乾燥装置:多量に水分を有した乾燥用材料を冷却固化して低真空下で乾燥する方式で、材料が高温にならないので、熱に敏感な医薬品や食品の乾燥に適している方式2023問18(2)5)
〇電磁波エネルギー照射方式:赤外線やマイクロ波照射
2022年問18(2)4) 2020問18(2)1)2)
電磁波で乾燥させる装置
・電磁波エネルギー照射方式の種類:赤外線乾燥機、マイクロ波乾燥機
・赤外線加熱機:波長 0.76〜1μm の赤外線を照射して乾燥させるもの
※赤外線1~10μm=30~300THz 2020問2 2019問2 2017問2
No.1ベストアンサー
- 回答日時:
「エネルギー」という目に見えないものを扱うのですから、「想像力」で考えるしかありません。
「裏で何が起こっているのか」「表面的な現象の裏のメカニズムは何か」ということを想像して、それをまずは「定性的」に、そしてさらに「定量的」に考えることが必要かと思います。
お示しのものでいえば、
・熱源(加熱方式)
・熱の伝達
・対象物の加熱
・加熱による水分の蒸発
・蒸発した水分の除去
・加熱した対象物の冷却
・付加的な手段
などといった基本要素をどのようなやり方・手段で行うか、どのようなメリット・デメリットがあるか、どのようにリスクを低減するか、といった観点から定性的・定量的に分類しているのだと思います。
そういった「何を考えてそうしているのか」というところまで深堀しないと分類の意味がありません。
テキストに書いてある「文字」を追っているだけでは、理解や納得に到達できないと思います。
理解や納得を経て「裏のメカニズム」「どんなリスクがあり得るか」を想像・予測できなければ、現実の問題に応用・活用して課題解決をすることはできません。
頑張ってください。
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