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先日オランダへ旅行に行った友人がアンネの日記でお馴染みの家を見学に行ったらしいのですが、ユダヤ人が何故迫害されるようになったのか疑問のまま帰国して僕に聞いてきました。僕なら知っていると思ったらしいのですが、僕はこの何故?に対して全くの無知でした。ご存知の方、ぜひ教えて下さい。

A 回答 (8件)

例えば、慎ましやかに生活しているあなた達の周りに、ホリエモンがのさばっていたら殺したくなりません?



ユダヤ人はドイツ圏で金儲けをして富を吸い取っていたから、殺されたんです。

もちろん迫害が悪いのは当然ですが、原因はそういうことです。
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この回答へのお礼

返事が遅くなりましたがありがとうございます。ただ裕福だからという理由だけでは・・・?

お礼日時:2005/05/11 07:08

漫画で描かれていると言うまがい物に近い形のものではありますが、アンネ=フランクの伝記を読み、「アンネの日記」も読み、ヒトラーのことも多少見聞きしました。



ヒトラーは天才的な独裁者でした。
その理由の一つに、集団的心理を利用した催眠を活用した、と言うのがあります。
現在の日本人でも、例えば体育祭で皆が大騒ぎする中では柄にもなく大声で応援したり、興奮したりすることがありますよね。
集団的心理と言うのは、そういった雰囲気に流され盛り上がることをいいます。
ヒトラーは、演説は大抵夕方行ったと言います。
また、演説の際こぶしを振り上げる仕草も、一部では有名な話です。
夕方と言うのは、光の具合などで催眠にかかりやすくなる効果が高く、
こぶしを振り上げる仕草+強い口調と言うのは、とても相手を呑みこみ信じこませることができると言う効果があるようです。
勿論、演説内容がもっともらしかったと言うこともあると思います。

そのヒトラーが、「現在ドイツが不況であるのは、ユダヤ人が富を独占しているからである」と言う演説をしました。
当時不況に苦しんでいたドイツ人は、どうにかしてその不況を回復させようとして、とにかくユダヤ人は最低だと思っていったのです。
また、嫌なユダヤ人商人が出てくる映画が当時あり、ユダヤ人のイメージがとても悪くなった、と言う説もあります。
ユダヤ人は特に裕福なわけでも貧しいわけでもなく、ドイツ人とそう大差なかったと思うのですが。

そんな理由で、ユダヤ人の迫害が始まり、それが集団心理でどんどん盛り上がって行ったと思います。
様々な情報の継ぎ合わせでしかありませんが、ご参考までに。
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自分たちのことを唯一神によって選ばれた民だと思いこむ選民思想がユダヤ人にはあったこと、それに伴う閉鎖的な民族性、金儲けが上手で多くの土地に自らのテリトリーを広げたこと、キリストを迫害したこと、などがあげられますが、どれも歴史的な話だったり、根拠のない思いこみだったりと、迫害に即座に結びつくような原因とは思えないでしょう。


ですが、実際には人が人を迫害するのに大した理由は必要なく、そういった様々な負の感情が積もり積もって、西欧人の中に反ユダヤ感情が沸き起こったものと理解しています。端的にその感情が行動原理となり迫害を行ったのはナチスドイツですが、他の土地でも、多かれ少なかれユダヤ人への負の感情はあったと言われています。
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[ユダヤ人が何故迫害されるようになったのか]


ユダヤ人はユダヤの国、現在のイスラエルを捨ててヨーロッパに移住していったのですが、移住後、2000年近くヨーロッパはキリスト教圏に変っていったのですが、ユダヤ人はあの特別偏狭なユダヤ教を奉じて同化できなかったのですね。当然、ヨーロッパでは異端として迫害をうけますね。ヨーロッパの各地にユダヤ教の特殊な都市、つまりユダヤ人街ができたのでは、やはりうまくいきませんね。宗教的=同じ価値観に同化できなかったという点が迫害へとつながっていったのでしょう。日本でも2000前はいろんな国から移住がありますよね、でもみな同化していますね。2000年同化できない宗教価値観がどんなものかですね。想像できないほどのものでしょう。だからイスラエルもアラブと同化不能なんですね。ユダヤ教を捨てればよかっただけなんですね。
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ユダヤ人が迫害されたのでは有りません、ユダヤ教徒が、迫害されたのです、多くのユダヤ人は、ユダヤ人ではなく、ユダヤ教徒で元々は、カザフスタンに住んでいた人たち出す、イスラエルに住んでいるユダヤ人の人たちは、ユダヤ教徒の人たちからないがしろにされてます。

 

参考URL:http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/%89F%96%EC%9 …
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では、まったく違った見解をひとつ。


これは信じるか信じないかだけのことなので、反論も揚げ足もとらないでください。

イエスを十字架につけるときイスラエル選民は「その血の責任はわれわれとわれわれの子孫の上にかかってもいい」と言ってイエスを十字架につけました。

イエスが十字架を背負ってゴルゴダの丘を上がっている時、その姿に多くの女たちが哀れんで泣いていると、イエスは「私の為に泣く必要はない。お前たちとお前たちの子孫のために泣け」と言いました。

つまりユダヤ人が迫害されたのはメシヤであったイエスを十字架につけた償いだったのです。
ジャジャーン!
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 ヒトラーの「我が闘争」を読めば明らかです。



 20-30年代のドイツの大不況から抜け出すために、ヒトラーは(1)オーストリア統合が必要、(2)マルクス主義の排斥、(3)ユダヤ主義の排除を説いています。

 こんなことが書いてあります。
 ユダヤ人は自らを高潔としているが、彼らは明らかに臭く、汚い。しかし外見が汚いだけでなく、精神も汚い。恥ずかしい仕事をしているのは、ほとんどがユダヤ人。文学、芸術は低俗。売春の元締め、新聞・社会主義の指導者はユダヤ人。こうしたことに気がつかない労働者は愚鈍。

 ヒトラー政権は、オーストリア問題にせよ、マルクス主義、ユダヤ問題にせよ、まさに「我が闘争」の主張のまま実践していたということにつきます。
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起源をたどるとローマ帝国の皇帝がキリスト教徒になり、キリスト教を国教にしたころまで遡れるそうです。


キリストを処刑したのはローマの執政官だったのですが、それではローマ帝国が悪いということになってしまいます。
そこで教会はユダヤ教徒(=ユダヤ人)が執政官に強硬な働きかけをしたために、ローマは「しかたなく」殺してしまったということにしてしまいました。
何世代もそういう教えが伝えられた結果、「ユダヤ人はキリスト教の敵」ということが常識になってしまいました。
そのことも関係して、ユダヤ人は金貸しなど当時身分が低いとされた職業にしかつくことが許されていませんでした。
(それが原因でユダヤ人の多くが金持ちになってしまいました。これもユダヤ人に反感を持たれるようになる原因の一つです)
金を借りて返せないと逆切れして暴力をふるう人は今以上にいたのですが、その大義名分として先の理由がつかわれるようになります。
こういう騒ぎが暴動に発展して、ユダヤ人が略奪&虐殺されることはナチス以前から多くあったそうです。

このような状態が1000年以上も続いたのですから、「ユダヤ人を迫害してもあまり問題は無い」という悪しき文化がうまれたのでしょう。
ユダヤ人に対する差別や迫害はヨーロッパ(というよりキリスト教圏)全体でよくあることだったそうですが、その中で一番激しかったのがドイツのあたりだったそうです。
(これには神聖ローマ帝国などが絡んでいるらしいのですが、面倒なので省略)。

第一次世界大戦後の混乱を利用してナチスが成り上がるために利用したのがこういった差別意識(+自分たちは選ばれた人種なのだという選民意識)です。
「戦争に負けたのはユダヤ人が悪い」など、現在の某組織のように敵を作ることでドイツを自分たちの都合のいいようにまとめようとしたのです。
後はよく知られているように、資産の没収、強制収容、虐殺という流れになって行きます。


という内容の本を昔読んだことがあります。
記憶で書いているので、内容の正確さについては自信がありませんが、おおむねこんな感じだったと思いますよ
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この回答へのお礼

みなさんの回答を読み、そしてigarasik0さんの回答で納得出来た感があります。いつの世も自分の身を守る為に、また自分を有利に導くために、第三者を悪人を仕立て、非難の矛先をそちらへ向け、それがエスカレートしていった、ということなんでしょうね。
これって日本の同和問題と根本は同じようなものなんでしょうね。
ありがとうございました。お礼が遅れましたが何か胸のつかえが下りたような気がします。

お礼日時:2005/05/11 07:16

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